【広島競輪・GⅢ開設記念】松浦悠士が番手差しで当所記念5V

広島記念5Vをひろしまぴーすけ(左)に祝福される松浦悠士



 広島競輪のGⅢ開設73周年記念「ひろしまピースカップ」は最終日の23日、12Rで決勝戦を行い、松浦悠士(35)=広島・98期・SS=が番手差しで1着。当所記念は昨年12月(玉野開催)から2年連続5回目、GⅢは今月の佐世保記念以来で通算24回目の優勝を飾った。
打鐘3角からカマした町田太我が2着、切り替えて自ら外を踏んだ清水裕友が3着に入った。




◆広島12R S級決勝




選手名

府県
期別
着差
決手
HB
備考


1

1

松浦 悠士
35
広 島
98
 
差し
 
 


2

4

町田 太我
25
広 島
117
3/4身
逃げ
HB
 


3

9

清水 裕友
31
山 口
105
3/4輪
 
 
 


4

5

小川 勇介
41
福 岡
90
3/4身
 
 
 


5

2

山口 拳矢
29
岐 阜
117
2 身
 
 
事故入


6

6

星野 洋輝
25
福 島
115
1/2身
 
 
 


7

7

犬伏 湧也
30
徳 島
119
大差
 
 
 


8

8

大川 龍二
41
広 島
91
 
 
 
落再入


 

3

松谷 秀幸
43
神奈川
96
 
 
 
落車棄権


3連単 7,530円(20番人気)
 
 
 
 
 




■ヒーロー

 リニューアルされた広島バンクで最初に行われた記念。決勝は地元エースの松浦がしっかり先頭でゴールを駆け抜けた。

 初手の広島トリオは3~5番手。いったん引いてから仕掛けた町田が力強く踏み上げた。「(町田)太我の掛かりがすごかった。これなら仕事をしなくても大丈夫と思いました」。番手差しで広島記念5Vを達成した。

 地元ファンの大声援に応えた。「以前の広島からは考えられないほどお客さんが入っていました。改修していい施設を作っていただけて、他県の選手からも『いい』って言われたことは幸せです」と競輪場に感謝した。

 2026年はS級1班で戦う。
今場所中に車輪を換えて「正解が出ました。以前のは今年までしか使えず、これで来年からも大丈夫」とニヤリ。もちろんS級S班復帰を狙っている。「特別競輪で優勝して、グランプリに出たいです」。2027年2月には地元でGⅠ全日本選抜が開催される。そこで赤いレーサーパンツを履いて出るために、26年は貪欲に攻めていく。


【広島競輪・GⅢ開設記念】松浦悠士が番手差しで当所記念5V

優勝カップを高々と掲げる松浦悠士



 ◆達成 広島競輪GⅢの総売上額は69億7931万7100円。目標の63億円を大きく上回った。
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