【ボートレース福岡・一般】当地のフレッシュルーキーを務める21歳の女子レーサーが悩める思いを吐露「来年は何とかしたい」

来年も当地のフレッシュルーキーを務める神里琴音


 改めて決意表明だ。神里琴音(21)=福岡・128期・B1=は今年の当地のフレッシュルーキーを務め、来年も継続することが決定。
「全く活躍できなかったので来年は何とかしたい」とくすぶる現状を打破することを誓った。

 今年の福岡では7月にGⅢオールレディースでデビュー初優出を決めたが、結果はまさかのF。天と地ほどの落差を味わった。「迷惑をかけてばっかり。A級にもなれていないですしね。本音を言えばプレッシャーに弱いタイプなので、フレッシュルーキーの肩書は自分にとっては重いです」

 悩める思いを吐露したが、ただそんな自分を選んでくれたことには感謝しきり。だからこそ何としても期待には応えたい。「成績もいいし、福岡の水面は大好きなんです。少しでも(米丸)乃絵ちゃんに追い付けるように頑張っていきたい」

 先代のフレッシュルーキーである米丸は同県同期かつ同門という間柄。その米丸はA1昇格を果たして、来年のトップルーキーにまで到達しただけにその歩みを追いたいところ。

 「福岡のFのペナルティーで女子戦はあと3カ月は走れないので、混合戦で成績を出さないといけない。前検の気配は悪くなかったので今節は頑張りたいです」

 来年の糧にするためにも、白井英治や湯川浩司といったSGウイナー相手に全身全霊を懸けて立ち向かう。
(森 大輔)

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