【ボートレース下関】「下関市議会議長杯争奪クリスタルカップお正月特選」が28日に開幕

地元エースの寺田祥



 下関ボートでは恒例となった年またぎシリーズ「下関市議会議長杯争奪クリスタルカップお正月特選」が28日、開幕する。

 地元山口支部を中心とした強豪レーサーが集結したが、その中でも負けられないのが地元エースの寺田祥だ。
今年は1月のとこなめプレミアムGⅠ・BBCトーナメント(3着)、3月の徳山GⅡモーターボート大賞(3着)、9月の平和島GⅠ周年記念(5着)と特別戦では3回の優出があるが、優勝は8月の徳山と10月下関の地元一般戦の2回のみ。寺田の力量を持ってすれば消化不良の1年だったと言えるだろう。ここを勝ち切って、2026年は加速していきたいところだ。

 対抗格としては大峯豊、海野康志郎、柳生泰二が挙げられる。大峯は8月の若松メモリアルでSG初優出(3着)を達成し、11月の福岡SGチャレンジカップにも初出場を果たした。ここを優勝すれば新年のさらなる躍進も期待できる。

 海野は大減量の効果を発揮して12月の住之江グランプリシリーズでSG初の予選突破を達成した。卓越したエンジン出しでVをもぎ取る。

 柳生は今年5Vと安定感が光る。当地では11月のGⅡモーターボート大賞でも優出(5着)し、目下4連続優出中と水面相性は抜群だ。

 その他にも竹田辰也、武重雄介、末永祐輝、佐々木完太らも争覇圏。女子勢では野田彩加、寺田空詩、井上未都ら若手勢の奮起に期待したい。


【ボートレース下関】「下関市議会議長杯争奪クリスタルカップお正月特選」が28日に開幕

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