【平塚競輪・GPシリーズ】地元の尾崎睦は「落車のスペシャリストのおかげで一番いい状態」
　初タイトルへ尾崎睦（40）＝神奈川・108期・L1＝がホームバンクで勝負を懸ける。競輪祭女子王座戦の決勝で落車。
状態が危ぶまれた。

　「落車自体あまりなかったので対処の仕方が分からなかった」と戸惑いもあった。だが「私の周りには落車のスペシャリストがたくさんいた」と男子選手のアドバイスを受け入れて、「一番いい状態で入れた」と胸を張った。

　「アマ時代からずっと走らせてもらっているバンク」と思い入れはひとしお。練習しながら、「開催に当たってたくさんの方が準備してくださっているのを見てきた」と感謝の気持ちでいっぱいになった。シリーズ初日の公開練習でも「たくさんの方が名前を呼んでくださった。平塚のファンの前でグランプリを走れるのは幸せなこと」と実感した。

　「選手として何ができるかを考えたときに、このバンクで勝つことが一番の恩返し」と結論づけた。次の平塚でのグランプリはいつか分からない。今年、勝つしかない。

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ホームバンクでガールズグランプリを走る尾崎睦


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