【平塚競輪・GPシリーズ】阿部拓真は悩み抜いて「自分で」　練習のため飛んできた新田祐大にも大感謝
　並びを悩み続けていた阿部拓真（35）＝宮城・107期・SS＝は、結論を聞かれて「来年どこかの開催でこの番組なら、郡司君に付きたいと思う」と前置きした。その後、「自分でやります」と単騎戦を表明した。


　「北日本を盛り上げていく中で、自分が代表じゃないけど、自分でやった方がいいかなと思った」と説明。「いまだに後悔がないかも分からない」と悩み抜いた心境を語った。

　伊豆に拠点を置く新田祐大に、感謝を述べた。「練習メニューを組んでくれた。いわき平で練習するとなって、すぐにわざわざ来てくれた。実戦に近い練習ができた」と、グランプリ8回出場のビッグネームが全面協力。「『楽しんで』とも言ってもらえました」とアドバイスももらった。

　「平塚は、初めてダービーでGⅠ出場して、初日で落車しました。ヤンググランプリは次点で、同期がわいわい楽しそうにしているのに、しょぼんと一人で帰りました」。寂しい思い出も多いが、最高の思い出をつくる瞬間がすぐにやってくる。

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ワイシャツ姿で報道陣に対応する阿部拓真


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