【平塚競輪・GPシリーズ】脇本雄太は近畿の番手 当地での平原との連係にも言及
 並びを保留していた近畿勢のキーマン・脇本雄太(36)=福井・94期・SS=は、「寺崎君の番手です。自分じゃなくて周りに決められました」と苦笑いした。
近畿4車の番手を回る。

 10月の前橋GⅠ寛仁親王牌の3日目にアップ中のローラーから落ちて左肘を脱臼骨折。「最初の2週間は動けなくて難しい感じだった」。だが、「12月頭から自転車に乗れるようになって、ここに向けてやれることはやれた。ひじの形はいびつだけど」と最善を尽くしての出走だ。

 大舞台には平常心で臨む。「気持ちに余裕はない。でも今回の中では自分が一番出ているし」と経験値をアピールした。

 さらには「過去、誰が一番出ているの?」と記者に逆質問。「神山雄一郎さん(栃木・61期=引退)が16回、平原康多さん(埼玉・87期=引退)が14回」と聞かされると驚いた。しかもその二人は優勝していない。

 「平原さん、俺のときに取ってほしかった。
何でヨコに行ったんだろ」。2020年の平塚開催で、脇本マークから清水裕友をブロックした平原に言及。「そういうのも含めていい思い出」。けがを克服して出場する今回も、素晴らしい思い出が加わるはずだ。

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脱臼骨折した左肘を見せる脇本雄太


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