【平塚競輪・GPシリーズ】嘉永泰斗の弟弟子がどうしても「決勝に勝ち上がりたい」その訳は


【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】

 初日7R、兼本将太(29)=熊本・117期・S2=は、逃げ込みを図る人気の吉田有希―雨谷一樹の茨栃勢に対して外強襲。強烈な伸びで1着を奪った。


 「思った以上に伸びましたね。練習で師匠の倉岡慎太郎さん(59期)に教わりながら練習していたことが出ました」と、師への感謝を口にした。

 その倉岡が、最終日に平塚入りする。グランプリを走る嘉永泰斗の勇姿を見るためだ。

 「ただ、そんなに早い時間には着かないんです。午後になるので、早い時間のレースでは、師匠に走りを見てもらえない。師匠だけでなく、同門がほぼ全員来ることになっているので、自分も決勝で走る姿を見せたい」と意気込む。

 直前まで嘉永と練習。「とにかく強い。グランプリを取れるだけの力はあります」と兄弟子にエールを送る。嘉永にエールを送るためにも、決勝に進んで一門のみんなに勇姿を見せたい。

 ▼8R(兼本将太)中野と根田がもがき合いになればチャンス。
2=8―13479。

 ▼11R(尾崎睦)今年の成長は40歳とは思えないほど。ホームの平塚で悲願の初タイトルへ。5―1=全。

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【平塚競輪・GPシリーズ】嘉永泰斗の弟弟子がどうしても「決勝に勝ち上がりたい」その訳は

シリーズのFⅠ戦で初日1着の兼本将太(右)と同門の嘉永泰斗(左)


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