【平塚競輪・GPシリーズ】「辞めたいと思った」児玉碧衣が新兵器でV奪回へ
競輪ビッグレース連載「九州王国再興へ」】

 児玉碧衣(30)=福岡・108期・L1=が、ガールズグランプリ奪還を誓った。

 初日は7R後に公開練習。
「暖かくて走りやすかった。お客さんもすごく多くて、名前を呼んでもらって『グランプリだな』と感じました」。気持ちも臨戦態勢になっている。

 今回は新車を投入。ブリヂストンのTR9からTS9に乗り換える。「今までのものとはサイズが違う。乗り方も変わる。それでも、TR9ではGⅠで結果が出ていない」と新兵器に懸けた。もちろんそれは「優勝しかないんで」と、可能性を求めての決断だ。

 昨年後半から今年の年初にかけては「選手を辞めたいと思っていた」と、燃え尽き感にさいなまれていた。だが「角令央奈さん(福岡・98期)がメニューを組んでくださるようになって、一日一日メニューをこなした。その中で、辞めたいという気持ちがなくなった」。
気持ちの面はもう大丈夫だ。

 その角は今回の初日1Rで勝利。「碧衣ちゃんの数値はかなり良かった」と復調に太鼓判を押した。さあ、大観衆の前で走れる喜びをかみしめて、女王奪回へと猛スパートだ。

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ガールズグランプリで2番車の児玉碧衣


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