【平塚競輪・GPシリーズ】今年の漢字は「熊」 熊本の嘉永泰斗ともう一人の「クマ」出現


【記者コラム・野口雅洋の「1000円勝負」】

 今年の漢字は「熊」だった。日本全国で熊の出没が相次いだためだろう。
九州に熊はいないとされるが、熊本という県名はある。

 加藤清正が「隈本」を「熊本」に変えたと聞いたことがある。力強さを出すためだそうで、熊本県民がよく言う「せいしょこさんのさしたこつ」(加藤清正公がやったこと)の中でも大きなひとつだろう。

 やはり今年は、熊本の嘉永泰斗に食指が動く。だが、もう一人。今年の熊は北日本で多く出没した。宮城の阿部拓真は、仮名に直せば「あべたクマ」。クマが入っていると、やはり気になる。

 単騎勢同士が車券に絡むことはよくある。ヤンググランプリでも、4人の単騎のうち2人が3着までに入って7万車券が出た。この〝熊クマ単騎車券〟が当たれば、気持ち良く年を越せる。

 ▼11R(阿部拓真) 競輪祭Vのサプライズをもう一度。
6=8―19、68―19―68、1―6=8。

 ▼9R(神田紘輔) 中西大の目標はこのグランプリシリーズではなく、年明けのGⅢ和歌山記念「和歌山グランプリ」。2日目は捲りで勝利。レース後は「ミスはあるが脚はいい。最後にスカッと先行したい」と口にした。それならマークの神田が恵まれる。2―789―6789、2―7―1。

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【平塚競輪・GPシリーズ】今年の漢字は「熊」 熊本の嘉永泰斗ともう一人の「クマ」出現

初のグランプリを単騎で走る阿部拓真


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