【小倉競輪(ナイター)FⅠ】「点数でまたGⅠに」〝三重苦〟から立ち直った隅田洋介が反撃に燃える


【記者コラム・森川和也の追走一杯】

 「やっと戦える状態に戻ってきましたね」。隅田洋介(38)=岡山・107期・S1=に、ようやく人懐っこい笑顔が戻ってきた。


 1年前の前々期は、一流の証しともいえる競走得点110点超えをマークした。ところが今年に入って状況は一変。〝三重苦〟に陥って、直近成績は97点台までダウンした。

 「落車は何度もしてきたけど、全て体の右側。それが(ダービーで)初めて左側をケガした。あれから体重を左に乗せられない感覚になって、4コーナーでいつもスライスしていた」。まっすぐにしか踏まない街道練習では感覚が良くても、レースになると思うように走れない日々。「その他にも内臓が弱って力が出なくなったり、フレームが駄目になったりで、今年は本当に散々でした」と苦笑いを見せた。

 だが、ここに来て良化の兆しが出てきた。「ケガの痛みがなくなってきたし、前々回から使い始めた新車のセッティングも良くなった」と手応えを感じ取ると、闘志もどんどん戻ってきた。「ダービー出場のボーダー付近なので頑張りたいし、また調子を上げて、点数でGⅠに出られるように頑張りたい」と反撃に燃えていた。▼予選10Rは四国勢に任されて「自力」のコメント。
中団からタテ攻撃を決めれば5-6-237。

 ▼特選12R(山田久徳) 落車明けでフレームも以前のモノに換えたが、番組構成的に4番手は簡単に取れる。4=2-1、6-5-1。

■小倉競輪 開催一覧(出走表・予想)

■小倉競輪 ニュース一覧



【小倉競輪(ナイター)FⅠ】「点数でまたGⅠに」〝三重苦〟から立ち直った隅田洋介が反撃に燃える

〝三重苦〟から立ち直ってきた隅田洋介

編集部おすすめ