【ボートレース津・一般】30歳女子レーサーのテンションがアップ／支部の大先輩の後を継いで「このプロペラを乗りこなします」

支部の後輩の田上凜（左）と談笑する山下奈緒（右）



　支部の大先輩の後を継げたことで、山下奈緒（30）＝大阪・127期・B1＝のテンションが上がっている。

　引いた39号機は前節の初下ろし開催で、グランプリ覇者でもある大阪の第一人者の太田和美（52）＝69期・A1＝が優出（6着）したもの。
となれば前検は「太田さんのまま乗りました」ともちろん尊重。実際、手応えも「悪くなかったです」と大先輩の調整力は確かで、「少し重いけど、太田さんの形を乗りこなします」と腹を決めた。

　だからこそ、スタート練習を終えると、プロペラはそのまま電気炉へ。「この形を維持するために焼きます」。まだ軟らかい新ペラは水の抵抗だけでも変形しやすく、その事態を避けるための策も施した。あとは水面で太田のような好成績を収めるだけ。初日は8Rの1走。好発進を目指す。

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