【平塚競輪・GPシリーズ】脇本雄太は無念の9着 左肘の激痛にたえながら眞杉匠とガチンコ勝負/KEIRINグランプリ
 近畿4車の番手を回った脇本雄太(36)=福井・94期・SS=は、左肘を押さえながら報道陣の前に姿を現した。

 「眞杉君の追い上げも頭の中に入れていた。
しっかり対処したいと思ったが、技量不足。番手を回る以上、その場所を死守することを第一目標に頑張った。だが左肘で受け止めなければいけなかった」。直接の接触は右半身だが、踏ん張る側の左腕には想像以上の重圧がかかった。

 「どうなれば痛いのかは分かってきてはいたが、実戦の一発目だったので」と激痛に耐えながら、300メートルをせめぎ合った。

 連係したほかの近畿勢3人にも、その必死の抵抗は伝わった。後ろで見ていた古性優作も「脇本さんもすごく頑張っていました」と心を打たれていた。この舞台で長々と競り合った経験は大きい。体調が戻れば、さらに強い脇本を見せるはずだ。

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左肘を押さえながら報道陣の前に現れた脇本雄太


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