【平塚競輪・GPシリーズ】阿部拓真は大台到達 2着に「夢を見ました」/KEIRINグランプリ
 阿部拓真(35)=宮城・107期・SS=はレース後、開口一番「夢を見ました」と大きな声を出した。

 初手で郡司浩平の後位になり、「前がどうなっているかは分からなかった。
こうなったら郡司君に頼るしかないと思った」と単騎の郡司を追走。「打鐘でいっぱいだった」と言いながらも郡司をぴたりマークして4角2番手。「本当に夢を見た」と繰り返した後で、「でも現実でした」。郡司を抜く力は残っていなかった。

 それでも「初の舞台で出来過ぎ」と合格点。賞金も競輪祭とグランプリで約8000万円を稼いで、1億円の大台に達した。

 「もう一度この舞台を目指したい。厳しいかもしれないけれど、頑張りたい」。来年は初の北日本開催となるいわき平。持ち前の明るさとレースの激しさで、北日本勢をけん引する。 

<関連原稿>

 KEIRINグランプリ 3~8着のコメント

 5着 嘉永泰斗 見せ場たっぷり

 9着 脇本雄太 左肘の激痛にたえながら


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ビッグチャンスを逃した悔しさを見せる阿部拓真


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