【別府競輪（モーニング）FⅡ】「ずっと自力で勝負していきたい」広島29歳のオールドルーキーが新年最初のレースで押し切り勝ちだ！


　「ずっと自力で勝負していきたい」。ルーキーの中田拓也（29）＝広島・127期・A2＝が、気持ちも新たに新年最初のレースに挑む。


　準決勝6RはBSから捲り発進。直線勝負に持ち込んだが、地元のベテラン安東英博に車間を割られて3着。決勝にはあと一歩及ばず「ベテランの〝技〟を見せつけられました。まだまだです」と肩を落とした。

　2日続けて捲り策となったことには「11月の別府チャレンジ決勝で落車したときの悪いイメージが残っていて、少し消極的になっていたかもしれませんね…」。弱気な面をのぞかせたが「自力で勝負して勝てないと上（S級）に行っても通用しないと思うので、新年最初のレースは積極的に行きます」。トラウマも克服し、今度こそ風を切って白星をつかむ。

▼4R（中田拓也）宣言通りにHSから一気に仕掛けて押し切り勝ちを狙う。6－235－2354。

▼7R（安東英博）準決勝はBS7番手から車間を割って差し伸ばして2着。決勝へ駒を進めた。「地元で気持ちが入った」。
鶴淳志と中村一将がもがき合うようなら、勝機は十分にある。5－127－1276。

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自力勝負で新年初白星を狙うルーキーの中田拓也

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