【ボートレースびわこ・GⅡ秩父宮妃記念杯】〝期待のホープ〟が37歳でついに特別戦初制覇「悔しい思いばかりしてきた。これを機にもっと強くなりたい」岩瀬裕亮が悲願達成に笑顔

悲願の優勝を喜ぶ岩瀬裕亮



 びわこボートのGⅡ「第69回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」(優勝賞金500万円)は最終日の21日、最終12Rで優勝戦を争い、5号艇の岩瀬裕亮(37)=愛知・106期・A1=が5コースからまくり差して1着。特別戦(GⅡ以上)12度目の優出で初の特別戦制覇を果たした。


▶12R優勝戦の成績はこちら◀



 2着は4号艇の坪井康晴。人気を集めた1号艇の佐藤航は3着。3連単は3万4560円(77番人気)の高配当で決着した。


【ボートレースびわこ・GⅡ秩父宮妃記念杯】〝期待のホープ〟が37歳でついに特別戦初制覇「悔しい思いばかりしてきた。これを機にもっと強くなりたい」岩瀬裕亮が悲願達成に笑顔

優勝戦の1周2Mを先頭で折り返す岩瀬裕亮



■ヒーロー

 期待のホープと言われ続けて十数年。30代後半に突入した岩瀬裕亮が、ついにタイトルを手にした。

 「悔しい思いばかりしてきて自信をなくす時期もあったけど、ここ(で優勝する)までモチベーションを保つことができて良かった」

 諦めずに挑み続けたことでつかんだ特別戦初制覇。いつでも爽やかな好青年は、明るい笑顔で悲願達成を喜んだ。

 優勝戦は絶好の展開をズバリ捉えた。「坪井さんが攻めてくれて、本当にラッキーだった」。坪井康晴が好Sから内に寄せる展開。それに乗りながら、坪井が差しにチェンジすると、抜群のスピードでその内を差し抜けた。「ブイ際をしっかり差そうと思った」。展開が良かっただけではない。
これまで培ってきたまくり差しの切れ味が、ここ一番で発揮された。

 実力に実績が一つ伴ったことで、次への活力も得た。「こぢんまりした成績しか残せない選手だったけど、この優勝を自信にして、高みを目指したい。またさらに強くなりたいです」

 優勝して最大限の優出ポイントを得たことで、7月に同じびわこで開催されるSGオーシャンカップ(GⅠ・GⅡの優出ポイント上位が出場)の出場圏内にも一気に浮上した。半年後にはびわこでさらに大きなタイトルへと挑む。(深堀慎一郎)

■プロフィル

 ◆岩瀬裕亮(いわせ・ゆうすけ)1988年6月11日生まれ。愛知県西尾市出身。刈谷工高卒業。登録番号4604。2010年5月、蒲郡でデビューの106期。11年9月にとこなめで初優出(2着)。13年10月、児島新鋭リーグで初V。
GⅡはこれが3度目の優出での初Vだった。GⅠは14年3月のとこなめ周年で初めて優出(5着)し、通算9優出でVはまだない。SGは14節出場し、準優3着が最高成績。年間表彰は最優秀新人(13年)。163センチ、54キロ、A型。

■岩瀬裕亮の水神祭【写真】



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