【いわき平競輪・GⅢ開設記念】脇本雄太が和歌山記念に続いて19度目のGⅢ制覇

金杯を手に優勝を喜ぶ脇本雄太



 いわき平競輪のGⅢ開設75周年記念「いわき金杯争奪戦」は25日、最終日の12Rで決勝が行われ、脇本雄太(36)=福井・94期・SS=が8番手から捲り追い込んで優勝。前回の和歌山記念に続く通算19度目のGⅢ制覇を果たした。
上信越トリオの番手から臨んだ小林泰正が直線力強く踏み上げ2着。4番手からバックで先に仕掛けた山崎賢人が3着。

▶12R決勝戦の成績はこちら【成績表】◀



■ヒーロー

 極寒の空中バンクで脇本が熱い走りを見せつけた。前受けからレースを進め8番手まで引くと、最終2角から一気に踏み上げ、別線を力で圧倒。「相手がどう動こうが、自分のスタイルで行こうと思っていました。最終バックでは届かないかなと思ったけれど、諦めずに踏めばと思い何とか届きました」。気温2度の厳しいコンディションの中、異次元のスピードを見せつけ初日から土つかずの4連勝で完全V。GⅢに限っては昨年10月の京王閣から3場所続けての優勝で、快進撃を続けている。

 昨年10月の寛仁親王牌(前橋・GⅠ)のアップ中に負傷した左肘のけがは完治していないものの、執念の走りを続けている脇本。「体の状態は戻っていないけれど、リベンジしたい気持ちが強いので、そこがモチベーションになっている」と闘志を前面に出して戦っている。

 今年のKEIRINグランプリは、ここ、いわき平で行われる。「昨年は自分の中でふがいないレースをしたので、なるべくたくさんタイトルを取って、グランプリに出場したい」。
年末の大一番に向け、グランプリスラマーが驚速ぶりを発揮していく。
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