【ボートレース多摩川・GⅠ関東地区選】砂長知輝が逃げてGⅠ初優出で初V 蒲郡クラシック出場権ゲット

GⅠ初優勝を決めて笑顔を見せる砂長知輝



 多摩川ボートのGⅠ「第71回関東地区選手権」は最終日の11日、12Rで優勝戦が争われ、1号艇の砂長知輝(26)=埼玉・125期・A1=がコンマ11のSで逃げを決め、GⅠ初優出でうれしい初Vを達成するとともに、3月の蒲郡クラシックで初のSG出場権を手にした。2着は4コースから二番差しで砂長を追った中野次郎、2Mで冷静に今泉友吾をさばいた宮之原輝紀が3着に入った。





◆多摩川12R優勝




 選 手 名

支部
期別
コース
ST
今節成績


1
1
 砂長 知輝
26
埼玉
125
1
11
3112111


2
4
 中野 次郎
44
東京
86
4
09
4612422


3
2
 宮之原 輝紀
28
東京
118
2
14
2111531


4
6
 今泉 友吾
36
東京
112
6
20
4361322


5
3
 久田 敏之
44
群馬
91
3
11
1463231


6
5
 小山 勉
39
埼玉
102
5
18
1323642


 
3連単 1470円(5番人気)
決まり手=逃げ




■ヒーロー

 はるか先を行く同期の背中がはっきり見えた。関東チャンプを決める最終決戦。V最短の1号艇に構える砂長は、インからコンマ11のSでスリットを通過。冷静に1Mを先取り、くるりと回った時点で勝負あり。「今節はエンジンに助けられました。旋回の足とか本当に良かった」。予選トップ通過の快進撃を支えた33号機はうなりを上げ、ライバルたちを力でねじ伏せた。

 「うれしいですね。素直にガッツポーズが出た」と喜びをかみしめる。ピットに戻ると師匠・有賀達也ら埼玉支部の仲間から祝福され「ぐっとくるものはありました」と何度も頭を下げて感謝した。

 同期の定松勇樹は2024年の多摩川オールスターでSGウイナーの仲間入りを果たした。今年の九州地区戦も優勝するなど同期の活躍はもちろん刺激になるが「あいつを抜きたい」という思いが、大一番でも自分の力を出し切れるメンタルの強さを手に入れた。


 この優勝で定松がいる蒲郡SGクラシックの出場権をつかんだ。「2人で切磋琢磨(せっさたくま)できれば。もっとターンの技術を上げて(自分も)SGレーサーになりたい」と目を輝かせる。関東チャンプの看板を背負って挑むSG舞台。地力の差は百も承知だが、気持ちでは決して負けない。定松をはじめ他のタイトルホルダーに立ち向かう姿が今から楽しみだ。
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