【ボートレース福岡・ヴィーナスS】復活ロードの歩みを急ピッチで進める30歳のスターレーサー「福岡は自分の中ですごく縁があるレース場。復帰初Vもここで決めたい」

2年10カ月ぶりのVへ突き進む大山千広


 力でもぎ取った。得点率2位で予選ラストを迎えた大山千広(30)=福岡・116期・B2=は、予選最終走となった4日目9RでトップSから2コースまくりを決めて圧勝。
魚谷香織、野田部宏子と首位を争ったライバルが次々と崩れる中、〝らしさ〟全開の走りでシリーズリーダーの座を射止めた。

 機力にも手応えは十分。序盤は出足系の仕上がりだったが、3日目からペラ調整を伸び型にシフト。これが功を奏した。「ターン回りは少し重いけど、行き足や伸びは本当にいい。自分好みの足です」。回り足の不足は女子屈指の旋回力で補える。戦闘態勢は完全に整った。

 昨年の9月に2年間の産休から復帰。実戦復帰当初は本来の姿とはほど遠かったが、今節のレース内容を見れば完全復活の日も近い。「年明けの福岡の正月戦やその後の混合戦で強い男子と戦うことで、だいぶ感覚を取り戻せてきました。まだまだだけど、日増しにレース勘は上向いている実感があります」

 ならば完全復活の加速度を一気に上げるのに必要なのは優勝という結果。
大山にとって全ての始まりの地である福岡は、その格好の舞台だ。「福岡はデビューした場所だし、デビュー初Vに、SGや周年記念の初出場も福岡。3大特選での女子初Vも自分の中ではすごく思い出に残っているし、福岡は自分の中ですごく縁があるレース場。復帰初Vもここで決めたい」。女子屈指のスターレーサーが再び輝きを放つべく、愛する地元での歓喜まで突っ走る。(森 大輔)

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