【競輪】佐藤水菜が保護犬支援プロジェクトに寄付 昨年の賞金から「ワンワンワン」「ピンピンピン」の111万円

保護犬の写真を前に、寄付金111万円のボードを掲げる佐藤水菜(左)と渡辺佳乃子さん ©(公財)JKA



 自転車の世界選手権トラック女子ケイリンで2024、25年に連覇を果たし、25年のガールズケイリンで「年間グランプリスラム」を達成した佐藤水菜(27)=神奈川・114期・L1=が、認定NPO法人ピースウィンズジャパン(本部・広島県神石高原町)が運営する保護犬支援プロジェクト「ピースワンコ・ジャパン」に111万円を寄付した。JKAが6日、発表した。


 寄付金贈呈式は2月20日に静岡県伊豆市の伊豆ベロドロームであり、目録の贈呈と感謝状の授与が行われた。寄付金は佐藤が25年に獲得した賞金の一部から拠出した。

 同プロジェクトは行政機関や企業、地域社会と連携し、保護・譲渡活動に取り組むとともに、動物福祉(アニマル・ウェルフェア)の啓発を通じて「殺処分ゼロ」の実現を目指している。全国11カ所のシェルター・譲渡センターを拠点に、これまで5300頭を超える保護犬を譲渡・返還している。

 佐藤水菜の話「昨年11月、保護犬譲渡会に1日スタッフとして参加して実際に現場で活動に触れ、保護犬を取り巻く環境や課題を知る中で、自分にも何かできることがあるのではないかと強く感じました。今回の寄付金111万円は『ワンワンワン』と読める数字であり、競輪で完全優勝を意味する『ピンピンピン』に重なる数字です。私なりに想いを込めてこの金額にさせていただいた。この寄付が保護犬たちの未来や活動を支える一助になればうれしい」

 ピースワンコ・ジャパン広報チームリーダー・渡辺佳乃子さん「私たちは保護犬の譲渡という文化をより広く社会に根付かせるため、さまざまな発信を行っています。しかし、どうしても情報が届く層は限られてしまい、譲渡を希望される方を増やしていくことが大きな課題となっています。佐藤選手のように多くの方に影響力を持つアスリートに発信していただけることは、大変心強く、ありがたいことです。今回のご支援をきっかけに、この輪をさらに広げていければうれしい」
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