【ボートレース福岡(サマータイム)一般】養成所で在校勝率1位をマークした福岡の24歳が才能開花へ試練の時「完全に功を焦った」

136期の養成所時代に在校勝率1位に輝いた鐘ヶ江真司


 次につながるレースだった。鐘ヶ江真司(24)=福岡・136期・B1=は今節の初戦となった初日2Rで、6コースからまくって攻めたが内枠勢の抵抗に遭い6着。
ただ1着でも不思議はないレースぶりで、果敢に握る姿勢は今節の活躍を予感させるには十分の内容だった。

 機力は前検から好ムード。伸びに特化した前操者の酒井俊弘の調整を引き継いで、伸びは既にかなりのレベルに到達している。それだけではない。「ペラは伸び寄りに形なのに乗りにくさはない。これは大きい」。伸び型のプロペラの弱点である回り足の悪さがないとくれば、初日にして戦闘態勢は整っている。

 デビュー期だった前期(昨年5~10月)は勝率2.54をマークしていきなりB1に昇格したが、今期(昨年11月~)はスロー進入を解禁したにもかかわらず勝率は伸び悩み気味。理由は本人が一番分かっている。「フレッシュルーキーにも選ばれて、完全に功を焦りました。一気に勝率を上げてやろうとしていたのに、大敗を恐れてレースが小さくなっていました」

 ただ師匠の仲谷颯仁は全てを見通して手を差し伸べてくれた。「仲谷さんからは『いったんスロー進入は封印して、もう一回外枠希望でやり直せ』と。
その意図も目の前の成績ではなく、3年先、5年先を見据えたスケールの大きいレースをしろということだと分かっています」。136期の養成所時代には勝率7.14で在校勝率1位をマークした逸材。秘めるポテンシャルを大きく開花させるためにも、ダッシュ戦で迫力満点のレースを披露する。(森 大輔)

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