【防府競輪・GⅡウィナーズカップ】嘉永泰斗にエースフレーム再び 郡司浩平をのみ込み初日特選勝利


 【競輪ビッグレース連載「九州王国再興へ」】

 九州のSSとして、誇らしい活躍だ。嘉永泰斗(27)=熊本・113期・SS=は初日12R、3車連結の南関勢を下して1着。
堂々と毘沙門天賞を決めた。

 青柳靖起の男気先行を好追したが、残り1周、深谷知広のカマシで南関3車に出切られた。「スイッチして追いかけたら3着に入れるかも、と思った」と南関勢に切り替え、BSで自力捲りを発動した。

 だが深谷―郡司浩平の南関最強コンビの後位に小原太樹もいて、あおりも受ける厳しい状況。それでも嘉永は踏み続け、ついにはゴール前で逆転した。「まさかアタマまで届くとは…」と自らの捲りの威力に驚いた。

 1月、いわき平記念の落車で、昨年GⅠ寬仁親王牌を制したフレームが壊れた。先月の地元GⅠでは違うフレームで臨んだが敗退。今回は「新車。GⅠを取ったエースフレームと同じものを頼んだ」。それがぐんぐん進んだ。

 「全部以前のフレームと同じなので、感覚も変わらない」。
エースフレームを取り戻したことで、動きもGⅠ制覇級だ。

 今月27日、嘉永のGⅠ優勝祝勝会が開かれる。同県の先輩の中川誠一郎は2019年2月にGⅠ全日本選抜をV。中川はその祝勝会直前にGⅠ高松宮記念杯も制して急きょ〝ダブル祝勝会〟になった。熊本のエースを引き継いだ嘉永も、先輩同様にダブルの喜びを目指す。

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【防府競輪・GⅡウィナーズカップ】嘉永泰斗にエースフレーム再び 郡司浩平をのみ込み初日特選勝利

初日の最終12Rを勝利した嘉永泰斗


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