現地時間2025年5月20日(火)に開幕した「COMPUTEX TAIPEI 2025」
“AI Next”をテーマに世界最大級のAI展示会として世界中から多くのユーザーと業界関係者が台北に集まっていますが、同展示会開幕に先立って行われたのが「2025 ROG Media Day」です。
世界最速610HzのゲーミングモニターやROG初の左右に割れるキーボードがお披露目されました!
ASUS本社でROGの2025年新製品を触ってきた!

ドン!

ドン!!

ドドン!!!
と、いうわけでSaiga NAK編集部はYouTuberの藤井四段(@MTNRFG)とともにASUSことASUSTeK Computer Inc.(華碩電脳股份有限公司)の本社にお邪魔しました!
以前ASUS本社ツアーに伺って以来、約2年ぶりです!




「2025 ROG Media Day」はプレゼンテーションとタッチ&トライの2本立て。
開会までの間は軽食をいただきました。
48gの軽量ゲーミングマウス「ROG Harpe II Ace」

まずは左右対称のゲーミングマウス「ROG Harpe II Ace」
精密さ、スピード、反応性という3つの要素を軸に、特にFPSゲーマーに向けて最適化されています。

ROG SpeedNovaワイヤレステクノロジーによってポーリングレートは8,000Hzに。
ナイロンシェルを採用し、従来のHarpeに比べて11%の軽量化と30%の耐久性向上に成功しています。


開発には「VALORANT Champions 2023」でEvil Geniuses(当時)として優勝と大会MVPに輝いたDemon1氏も協力。
Demon1氏のコメント
The most important thing about a mouse is the shape and how you hold it in your hand...
I think we built a really, really, really good mouse together.
(マウスによって最も重要なのはその形と手でどう握れるかです。私は本当に本当に本当に良いマウスを共に作り上げられたと思っています。)

「ASUS ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」と比べてみると、親指部分の溝がなくなり、ボディ全体もツルツルに。


白と黒の2色展開です。

2つに割れるキーボード「ROG Falcata」

「ROG Falcata」はROG初の割れるゲーミングキーボード!
そもそもが75%の省スペースデザインですが、さらに“割れます”。

百聞は一見にしかず、ということでこちらが「ROG Falcata」本体です。

F6キー、6キー、Tキー、Gキー、Bキーの縦ラインでスパっと割れます。

薄く面積が広いリストレストも着脱可能。
ちなみに素材はシリコンです。


底面のスタンドも自由に着脱可能で・・・




キーボードに角度を付けることができます。

割れるキーボード最大の特徴はマウスの可動域を格段に広げられる点。
一度これに慣れてしまうとほかのキーボードが選べなくなりそうなのが欠点です。

多機能ホイールやラピッドトリガー切り替えスイッチも搭載。

「ROG Falcata」はUSB、2.5GHz、Bluetoothのトライモード接続に対応しています。

世界最速610Hz対応の「ROG Strix Ace XG248QSG」

ゲーミングモニターに求められる主なスペックといえば解像度、応答速度、価格、そしてリフレッシュレートです。
「ROG Strix Ace XG248QSG」はリフレッシュレート最大610Hzに対応した世界最速のゲーミングモニター。
・・・違いはわかるんでしょうか?

液晶はSuper TNパネルを採用。
応答速度も0.1msと、とにかく“速さ”がピカイチです。
台湾は台北市北投区にある #ASUS 本社で世界最速610Hz対応の #ゲーミングモニター 「ROG Strix Ace XG248QSG」を体験
この違いがキミに分かるかい
※上から610/305/153fpsです
#ROG #GamingMonitorpic.twitter.com/mvpHhcEJHd— Saiga NAK (@saiganak) May 22, 2025
例のアイツで「ROG Strix Ace XG248QSG」の実力を試してみました。
それぞれを目で追えば「あっ!こっちのほうがヌルヌルだ!」というのが分かります。

静止画だとより分かりやすいかもしれません。

本体以外の地味に嬉しい点として、付属スタンドの台座部分が極薄なこと。
スマホスタンドになっているモデルなどもありますが、シンプルもそれはそれで需要あります!

期待の各製品はどれも日本向け発売予定!

ほかにも・・・
- ゲーミングデスクトップPC: ROG G700 (RTX 5090, Core Ultra 9 or Ryzen 7)
- ゲーミングデスクトップPC: TUF T500 (RTX 5060 Ti, Core i7-13620h)
- ゲーミングノートPC: ROG Strixシリーズ (G16/18, G16AMD/G18AMD)
- ゲーミングノートPC: ROG Zephyrusシリーズ(A14, A16/F16, A18)
- ゲーミングノートPC: ROG Flow (Z13) & XG Mobile
- ゲーミングノートPC: TUF Gaming A14 (RTX 5060, Ryzen AI 7 350)
・・・といったゲーミングデスクトップPCやノートPCが登場します。
BTF対応パーツが追加予定
- ROG ASTRAL GEFORCE RTX 5090 BTF Edition
- TUF GAMING GEFORCE RTX 5070 TI BTF White Edition
- ROG Crosshair X870E Hero BTF
- ROG Maximus Z890 Hero BTF
- ROG Maxmius Z790 Hero BTF
- TUF Gaming B850-BTF WIFI W
- TUF Gaming Z790-BTF WIFI
- ROG Hyperion BTF Edition ASUS A31 / A31 PLUS
- ROG Strix Helios GX 601S ASUS A23 / A23 PLUS
- TUF Gaming GT302 ARGB ASUS A21 / A21 PLUS
専用の規格によってケーブルを背面に集約できるBTF(Back-To-the-Future)モデルもさらに増加予定。
なんとBTF対応のみならず通常のマザーボードにも使用可能な着脱式GC-HPWRアダプターも登場するといい、その自由度はさらに増しそうです。
デスクトップ向けGPUをノートPCに接続できる「ROG XG Station 3」

外付けグラフィックボード「ROG XG Station 3」はGeforce RTX 50シリーズ、Radeon RX 9000シリーズ、ASUS BTFシリーズと互換性があります。



ROG×DOOM: The Dark Agesコラボ製品もお披露目

ROGと「DOOM: The Dark Ages」がコラボした各種製品もお披露目されました。

- マザーボード: ROG Crosshair X870E Apex
- CPU: AMD Ryzen 7 9800X3D
- CPUクーラー: ROG Ryuujin III 360 ARGB Extreme
- メモリ: G.SKILL Trident Z5 NEO RGB DDR5-8000 CL40-48-48-128 1.40V 48GB (2×24GB)
- グラフィックボード: ROG Astral GeForce RTX 5080 16GB GDDR7 OC DOOMEdition
- ケース: ROG Hyperion GR701
- 電源: ROG Thor III 1200W Platinum
- ストレージ: KIOXIA Exceria Plus G4 NVMe SSD PCIe 5.0 1TB、TeamGroup MP440 NVMe SSD PCIe 4.0 4TB
かっこよすぎる!


ケースを開けると・・・

光りまくり!


OMNIも販売へ!


OMNIフィギュアもASUS Storeで2025年7月~8月を目処に販売予定とのこと。

・・・というわけで、以上「2025 ROG Media Day」レポートでした!