モンスターハンターワイルズ」「Pokémon LEGENDS Z-A」「カービィのエアライダー」・・・そしてNintendo Switch 2。
2025年も遊びきれないほど多くの大作ゲームがリリースされ、我々ゲーマーの心と時間とお金を奪っていきました。
そしてあっという間に12月。
すっかり気温が下がり、日本各地で初雪を観測するなど冬の影がすぐそこまで迫ってきている一方で、紅葉は最後の一咲きを演出しています。
秩序あるインバウンド観光推進委員会は、2025年11月28日(金)、29日(土)に山梨県プロジェクトを実施。
中国語圏インフルエンサーの付玉蒙(微博/Weibo)さん、小花醤鴨(小紅書/rednote)さんが参加して山梨県の魅力を体験しました。


中国語圏インフルエンサーが山梨の魅力を体験



近年の訪日外国人の数は顕著で、毎月過去最高を更新している現状です。
そんななか、各地域ではマナーや文化、言葉の違いに起因するトラブルも課題に。
インバウンド観光客を狙った政策の光と闇が現れてきています。



秩序あるインバウンド観光推進委員会はそんな問題と真摯に向き合い、地域に歓迎される個人旅行者を増やすべく、インフルエンサーと協力しています。
第3弾では都心からのアクセスが良いながらも四季折々の豊かな自然や観光体験が楽しめる山梨県の甲州市、笛吹市、甲府市を訪れました。


1日目はワイン文化とグルメを中心に

インフルエンサーの付玉蒙、小花醤鴨が山梨県の甲州・笛吹・甲府を観光、秩序あるインバウンド観光を目指して中国語圏にアピール
武田菱丸、山梨県観光文化・スポーツ部、委員会メンバー

JR東日本の特急「かいじ」で新宿駅から約1時間30分
あっという間に到着した勝沼ぶどう郷駅周辺には、その名の通りぶどう農園やワイナリーが並びます。
インフルエンサーの2人は富士の国やまなし観光キャラバン隊長である武田菱丸(@t_hishimaru)の歓迎を受けながら取材を開始しました。



名物観光地でシンボルのひとつである「ぶどうの丘」では、自然に囲まれた展望ワインレストランで地元食材を生かした料理を堪能。
併設の地下ワインカーブでは100銘柄以上のワインが並ぶ貯蔵空間を見学しました。


インフルエンサーの付玉蒙、小花醤鴨が山梨県の甲州・笛吹・甲府を観光、秩序あるインバウンド観光を目指して中国語圏にアピール
旧高野家住宅(甘草屋敷)

午後にはJR中央本線の旧施設を活用した「大日影トンネル遊歩道」や、国の重要文化財に指定されている「旧高野家住宅(甘草屋敷)」を見学。
徳川吉宗の時代に薬用植物の甘草(カンゾウ)を栽培して幕府に納めていたことから「甘草屋敷」という名前がついたといい、江戸時代後期の民家と屋敷構えをそのまま残しています。



夕食は「炭・肉と旬野菜 Kazan」で甲州牛、甲州ワインビーフ、甲州地鶏という甲州が誇るブランド肉や旬の野菜を使った炭火料理を楽しみました。


2日目は人気体験コンテンツを中心に



2日目は「桔梗信玄餅工場テーマパーク」からスタート。
おみやげのド定番である桔梗信玄餅の詰め放題ができる人気のプログラムで、袋いっぱいに詰めて220円という超お得価格!
製造工程や地域ブランドの歴史を美味しく学べる人気施設です。


インフルエンサーの付玉蒙、小花醤鴨が山梨県の甲州・笛吹・甲府を観光、秩序あるインバウンド観光を目指して中国語圏にアピール
付玉蒙さんの投稿(微博)

続く「マルサマルシェ笛吹店」では、季節のフルーツを使ったオリジナルパフェづくりや、蜜蝋やアーモンドオイルといった天然素材を使ったリップ&ハンドクリームづくりを体験。
自然に育まれた食べ物が美味しいだけでなく、こういった体験型コンテンツが多数点在しているのも山梨県の魅力ですね。



「長寿村 権六」や「Museum café Sweets lab 葡萄屋kofu」では、山梨県の郷土料理であるかぼちゃほうとうや、旬の果物を使ったスイーツを試食。
山梨県の伝統と今を味わう豪華コースで2日間を締めくくりました。


秩序ある個人旅行者の増加を目指して

インフルエンサーの付玉蒙、小花醤鴨が山梨県の甲州・笛吹・甲府を観光、秩序あるインバウンド観光を目指して中国語圏にアピール
付玉蒙さん(左)、小花醤鴨(右)

今回の体験を通して、インフルエンサーの2人からは「山梨の豊かな自然、多彩な観光資源、地域の皆さまの温かさ、そして地元に根ざした食文化の素晴らしさを実感した」「今後はSNSを通じて山梨の魅力を海外に発信し、文化やマナーへの理解促進にもつなげながら、地域の皆さまに歓迎される旅行者を増やしていきたい」とコメントが寄せられました。



秩序あるインバウンド観光推進委員会は海外からのインバウンド観光客の質的向上を目指して啓発を行っている団体。
今後もインバウンド・ツーリズムの課題解決と円滑な国際交流と持続可能な地域社会の確立を目指して、さまざまな活動を行う見通しです。


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