
寒さが身に沁みるこの季節。日本人ならば、風呂でゆっくり熱いお湯に浸かり1日の疲れをとりたいと誰しも思うところ。
日本人のお風呂事情!
株式会社LIXILが2022年全国の20~60歳の男女661人に「お風呂事情」に関して、調査を行ったところ、全体の65.8%が、「お風呂に入るのが面倒と感じることがある」と回答。
その理由として多かったのが「疲れているから」(33.6%)、「睡眠時間を優先したい」(22.1%)、「身体や頭を洗うのが面倒くさいから」(21.1%)となった。
そこで、集英社オンライン編集部でも独自にX(旧Twitter)により、アンケート調査を実施。20~30代のお風呂嫌いの読者を中心に383票もの回答が得られた。

まず『どのくらいの頻度で入浴しているか?』という質問に対して「2日に1回」という回答が最も多く、毎日入るという人でも「同棲しているので毎日入るが、本当は2~3日がいい…」(20代女性)、「仕事のある日は毎日入るが、休日前と休日は入らない」(30代)と、できれば毎日入らなくてもいいという意見があった。
『最長でどのくらい入らなかったことがあるか?』という質問に対しては、「3日」(10代女性)、「1週間」(20代女性)、最も長くて「無職のときに10日」(30代男性)などが目立った。「臭いがしたら入る」(20代女性)という強者も確認できた。
確かに2日ぐらいだったら、風呂に入らなくても何の問題もないような気はしてくるが……。
「臭ってきたから、そろそろ(お風呂)入ってと言われる」(30代)
『周囲の人たちの反応は? 傷ついたことは?』という質問対しては、「妻から毎日入らないなんて信じられないと言われるが気にしていない」(50代男性)、「(交際)相手がものすごく引いている」(30代女性)、「臭ってきたからそろそろ入ってと言われる」(30代)という。風呂に入るのが当り前の人々にとっては、風呂嫌いは、受け入れがたい存在であることもうかがえる。

もっとも気になる『なぜお風呂が嫌いなのか?』に対する返答だが、「ドライヤーで髪を乾かすのが面倒くさい」(20代女性)、「服を脱いで裸になるのが面倒」(50代男性)など、総じて「面倒くさい」という回答が最も多く、中には物価高を反映してか「水道代、ガス代の高騰により毎日入るのを諦めている」(30代)という回答も。
また「嫌いではないが(入浴は)体力を使うので(できれば入りたくない)」(30代女性)という、まさかの答えもあった。
続いて『お風呂に入らないことで得られるメリット、変化』について聞いてみると、「お肌が乾燥しない。前髪のスタイリングが不要」(30代女性)、「肌荒れがよくなった」(20代女性)と美容や健康面でのメリットが並ぶ。
「やりたくないことをやらなくてもいいということで気持ちが楽になった」(30代女性)と精神面にポジティブな影響がある人もいるようだ。
芸能人にも風呂嫌いはいた!
常に多く人の目が注がれ、華やかなスポットライトを浴びる芸能人の中にも、なんと風呂嫌いはいる。
かつての国民的バラエティ番組『8時だヨ!全員集合』のエンディングで子どもたちに「風呂入れよ!」と言っていた加藤茶(80歳)。実は風呂嫌いを暴露されているのだ。
2022年10月に放送された『中居正広の金曜日のスマたちSP』(TBS系)で、妻の加藤綾菜(35歳)が「(加藤茶が)風呂に入らない」と言及。それに対して加藤も「3日に1度だな」とカミングアウトしている。
今年AKB48の卒業を発表した“ゆきりん”こと柏木由紀(32歳)は、2022年5月の『人志松本の酒のつまみになる話』(フジテレビ系)で、「お風呂は人に会わないならば、できれば入りたくないというか入っていない。最長は1週間ちょいぐらい入っていない」と告白し、共演者を引かせていた。

また、成熟の演技が魅力的な女優・真木よう子(41歳)は、2023年9月放送の『あさいち』(NHK)で、中学2年の娘から「お風呂に入らないのを直してほしい」と暴露され、慌てる一幕も。
本人いわく「何もない日はお風呂に入らなくてもいいじゃない。
お風呂に入らない理由は千差万別!
筆者や編集部の周りでも、コロナ禍でテレワークが増え、人に直接会わなくなったのをきっかけに、入浴する頻度が減ったという人もいた。
中には「髪を洗わないほうが、髪の毛のまとまりがよくなる」(30代ヘアメイク)、「風呂掃除を頻繁にしなくてよい」(30代雑誌ライター)など、独自のポジティブな意見を聞くこともできた。

毎日、お風呂に入るのが当り前の日本だが、そうなったのは江戸時代からだとか。
また、世界には、今でも毎日お風呂に入る習慣のない地域は多い。俯瞰すると、毎日お風呂に入らないことは大したことではないと言えそうだが、不潔であることとはまた別物なので気をつけたいものだ。
取材・文/集英社オンライン編集部