漫画家・トリバタケハルノブ氏は薄くなっていく自身の頭髪に悩みながら、漫画『東京ハゲかけ日和』を描く。年齢とともに少しずつリアルで会う友人が減っていくなかで「大人の友達」事情を考える。
SNSでしか存在を確認できなくなってしまったかつての友人たち
「どうせ大人になったら友達なんかいなくなる」
僕が進学で地元を離れる時期、こう父から言われた。会話の前後はよく覚えていない。たぶん、そのころよく遊んでいた友人たちと離ればなれになるのが寂しいとかなんとか言ったのだろう。父なりの励ましだったのかもしれないけれど、「なんてことを言うんだ!?」という驚きのほうが強かった。
幸いにして僕は社会人になっても友達がいなくなることはなかった。
仕事柄、ある程度時間が自由に使えたし、SNSの登場もあった。歳の近い同業者や異業種の人たちと親しくなり、悩みやグチを言いあった。有能な幹事役の人の呼びかけで20~30人が集まるような飲み会もときどき開かれ、そこでまた新しく気の合う人が見つかることもあったりして、楽しく日々を過ごしていた。
しかしそれも30歳過ぎまでだった。
ある人は売れっ子作家になって忙しくなり、ある人は別の仕事に就き、またある人は結婚し、子どもが生まれ、地元に帰っていった。
やがて僕も結婚し、子どもにも恵まれた。その頃には、仕事以外の理由で家族以外の誰かと会う機会自体がほとんどなくなっていた。優先順位の変化やリソースの不足など、それぞれに事情があろうことも理解できるようになっていた。
あのとき父が言った「大人になったら」ってこういうことだったのか?
そしてコロナ禍を経て、社会全体の雰囲気も変わってしまった現在、SNSでしか存在を確認できなくなってしまったかつての友人たちに、今後再会する機会はどのくらいあるのだろう?
漫画に登場するノブヒコ、オオバヤシ、ハルオは30代後半だが、ノブヒコの失恋をきっかけに3人で集まって以降、月一回くらいのペースで飲んでいる。髪が薄くなりはじめる年齢(若干早め)になっても、ときどき集まってお酒を飲んだり、しょうもない話で盛り上がったりできる友人がいるのっていいな、と思いながら描いてきたのだけれど、もしかしたらものすごく現実離れした設定だったのでは!?と疑い始めた昨今です。
アラフォーの皆さん、友だちはいますか?

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