立花孝志宅がイヤすぎる?  恐るべき脱走能力をもつ愛犬・サスケの現在…エレベーターに乗り、とにかく逃げる! 麻布署員にも顔なじみ
立花孝志宅がイヤすぎる? 恐るべき脱走能力をもつ愛犬・サスケの現在…エレベーターに乗り、とにかく逃げる! 麻布署員にも顔なじみ

元兵庫県議に対する名誉毀損の罪で起訴されているNHK党の立花孝志党首が、別の選挙活動中に自身を批判する男性を拘束してケガをさせた疑いで11月28日、追送検された。今後の展開に注目が集まる中、周囲から心配の声が上がっているのが、彼の自宅で暮らす“家族”の存在だ。

猫3匹、犬1匹と生活したいた立花氏だが、特に柴犬のサスケは「癒しの源」だったとも。そんなサスケの驚異的な特殊能力を、元NHK党の公設秘書で現在はコラムニストの村上ゆかり氏が解説する。

猫3匹、犬1匹との生活

立花孝志氏は2022年、NHK職員の個人情報を不正に入手し威迫したなどとして、懲役2年6カ月・執行猶予4年の判決を受けている。執行猶予期間は判決確定から4年間であり、満了予定は2027年3月22日である。

今回逮捕された件で有罪判決となれば、執行猶予取り消し→実刑という重大な結果を招き得る可能性があり、その動向に注目が集まっている。

逮捕後の立花氏は、勾留理由開示や弁護人との接見などを除き、基本的には外界との接触が断たれている。当然、立花氏が自宅で飼っている愛犬・サスケのほか、3匹の愛猫とも会えていない。

立花氏は動物を深く愛することで知られ、とくに柴犬のサスケは長年にわたって氏の精神面を支えてきた“影の功労者”とされている。だがこのサスケ、人懐っこい性格ながら、しばしば“脱走する犬”として一部界隈では有名なのだ。

サスケは立花氏のYouTubeチャンネルにも複数回出演しており、その存在を知る支援者も少なくない。毎年夏にはサスケの誕生日会が開催されるのだが、参加費は飲食付きで1万円などで、任意でプレゼントの持ち込みもあり、もはや人間の誕生日会とほとんど変わらない。

立花宅から脱走を繰り返すサスケ

サスケは立花氏の日常の張り詰めた空気を和らげる拠り所でもあるのだが、その一方で、彼は数年にわたり定期的な脱走を繰り返してきた。

2024年1月、立花孝志氏は東京都内で男にナタのような刃物で切りつけられ、負傷する事件に巻き込まれた。幸い立花氏の命に別状はなかったものの、政治家への暴力事件として重大視され、多くの関係者が緊張感を高めていた。

その後も、党宛てに殺害予告が届く事態が発生したため、当時、党所属の国会議員秘書を務めていた筆者は関係資料を持参して麻布警察署へ情報提供に訪れたことがあった。

このときは重い空気を想定して警察署へ足を踏み入れたのだが、諸手続きを終えた後、警察官から想定外の言葉をかけられた。

「サスケくん、お元気ですか?」

なぜ警察の方がサスケの存在を知っているのか? 驚いて理由を尋ねると「よく脱走するので、定期的にこちらで保護しているんですよ」と教えてくれたのである。

警察署員も顔なじみ…。とにかく逃げまくるサスケ

警察署で「サスケくん」という犬の名前が自然に出てくる状況は、異様でありながらどこか温かい空気を感じさせた。

さらにその警察官は、サスケの首輪に「SASUKE」と明記されていたことから名前を覚えたことや、最近は脱走が減っていることまで教えてくれた。情報提供の緊張感とは裏腹に、警察側はサスケを“顔馴染み”として扱っていたのである。

2024年3月11日、立花氏がサスケを連れて散歩していた際には、リードが外れるアクシデントが発生。この瞬間、サスケは走り去り、六本木の街中で姿を消してしまった。立花氏やNHK党職員が周辺を必死に捜索したが発見できず、捜索は約2時間に及んだ。

最終的に、通行人に保護され、四ツ谷警察署から「保護している」との連絡が。幸い、サスケに怪我は確認されず健康状態に問題はなかったが、この脱走は、秘書などが把握する限り少なくとも4回目の脱走事案であった。

玄関ドアを開け、エレベーターに乗り、1階まで降りる

過去には、立花氏の自宅マンションから玄関のドアをサスケ自らが開けて外へ脱走したこともあった。当時、立花氏の自宅の玄関は施錠されておらず、ドアが半開き状態だったようだ。

そんな中、サスケは立花氏の自宅の玄関のドアを開け、たったひとりでエレベーターに乗って堂々と外出。これなど、一般的な犬の行動範囲を明らかに超えているのだ。

通常、犬はエレベーターという仕組みを理解しておらず、ボタン操作や閉扉のタイミングを把握することもできない。しかしサスケは偶然か、本能的な動きかは定かではないものの、結果として“マンションの物理的障壁”を完全に突破。

この行動は、専門家の間でも「発生確率が極めて低い偶然の連鎖」とされており、都市型住宅で犬が単独でエレベーターに乗り脱走したケースはほとんど報告例がない。その予測不能な行動は、まさに飼い主譲りといったところだろうか。

サスケはなぜ逃げるのか?

ではなぜサスケは脱走を繰り返すのか。犬が脱走する理由は複合的であり、「飼い主の愛情が深すぎると脱走する」という因果関係を直接示すエビデンスは現状存在しない。

ただし、飼い主の接し方が犬のストレスを引き起こし、その結果として問題行動(逃避行動を含む)が生じる可能性は専門研究で指摘されている。

代表的な論文として、獣医学領域では以下の知見が広く引用されている。例えば、米国獣医行動学会では、過度な愛着や飼い主からの過剰な接触は犬のストレスレベルを上昇させ、回避行動を引き起こす可能性があるとしている。

また、英国動物福祉科学研究では、飼い主が頻繁に抱き続けたり、犬の意思と無関係に身体接触を行う行動が犬のストレス指標を上昇させることが示されている(University of Bristol, Animal Welfare and Behaviour Group)。

立花氏の帰りを待ち続けるサスケ

これらの研究は、飼い主の「深すぎる愛情」が、そのまま犬の幸福につながらない場合があることを示唆している。愛情そのものは問題ではないが、それが過剰な場合、飼い犬の逃避行動が“脱走”という形で表出することも考えられる。

現在は、立花氏に代わって知人宅がサスケのお世話を行っている。犬には「帰巣本能」や「分離不安」に関連する行動特性があり、飼い主が長期間不在になると不安や落ち着きのなさが表れることが研究でも示されている。

ひょっとしたらサスケもまた、環境の変化を受け入れきれず、どこか落ち着かない様子を見せているかもしれない。

犬は飼い主の帰還を長期間待つことができる動物であるとの事例も数多く報告されている。サスケは今も、玄関の向こうから聞こえる立花氏の足音を待ち続けている。

文/村上ゆかり 写真/NHK党職員提供

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