〈水戸・ネイリスト殺害〉「おしゃれでキレイな方…」妊婦が頭を殴られ首を刺され死亡、腕には多数の防御創…かつては“人間関係のトラブル”を3度警察に相談(大晦日の惨劇)
〈水戸・ネイリスト殺害〉「おしゃれでキレイな方…」妊婦が頭を殴られ首を刺され死亡、腕には多数の防御創…かつては“人間関係のトラブル”を3度警察に相談(大晦日の惨劇)

茨城県水戸市加倉井町のアパートで昨年大晦日の午後7時15分ごろ、住人でネイルサロンを経営する小松本遥さん(31)が血を流して倒れているのを帰宅した夫(27)が発見し、119番通報した。

 

小松本さんは首に刺し傷があったほか、頭にも鈍器で殴られたような痕が複数あり、搬送先の病院で死亡した。

司法解剖で死因は頭を殴られたことと首を刺されたことによる外傷性ショックと判明。茨城県警捜査1課は殺人事件とみて1月2日、水戸署に捜査本部を設置した。小松本さんは妊娠中だったという。

「恨みを持つ人物が激しい殺意で犯行に及んだ可能性が高い」

新年を迎える準備に気持ちの昂まる大晦日に、なぜ凶行は起きたのか。社会部デスクが解説する。

「小松本さんは夫と2人暮らしで、大晦日の午後4時50分ごろに小松本さんが外出中の夫に『今から帰るよ』という旨の電話していて無事を確認しています。

夫の帰宅時に玄関ドアは無施錠で、小松本さんは部屋着のフリース上下姿に靴下を履いて玄関内で倒れ、辺り一面は血の海状態でした。両前腕に防御創とみられる傷が多数あった。

部屋を物色した形跡などもなく、財布やスマホも残されており、盗まれた物も確認されていないことから、捜査本部は小松本さんに恨みを持つ人物が激しい殺意で犯行に及んだ可能性が高いとみています。

また、小松本さんは2015年と2017年に計3回にわたって『人間関係のトラブル』を県警に相談し、当時はいずれも『必要な措置を講じて解決した』とされていますが、捜査本部は改めてトラブルの内容を精査する必要があるとみて調べを進めています」(社会部デスク)

現場は常磐自動車道の水戸インターチェンジ近くにある閑静な住宅街。周囲には田畑も広がるのどかな環境だけに、年末年始の物騒な事件に近くに住む女性も眉をひそめた。

「大晦日はだいたい家にいましたが、事件についてはまったく気づかず、元旦に犬の散歩のために外に出たら規制線が張られて警察官が立っていたので何かがあったのだと気づきました。近所の方にあのアパートの奥さんが被害者だと聞いて、本当にびっくりしました。

小松本さんご夫妻をアパートで見かけるようになったのは1年くらい前からで、奥さんとお話したことはないけど、こちらが『こんにちは』と声をかけると会釈をしてくれる方でした。最後に見かけたのは12月末だから、ごく最近です。

奥さんは細身の綺麗な方で、後からネイリストと聞いて、言われてみればそんな感じの方だなって思いました。派手じゃないけどオシャレな感じ。

旦那さんの運転する車で2人で帰ってくるところも何度か見かけていますが、旦那さんも普通の方です。ご夫婦に関してのトラブルや、付近で不審者がうろついていたみたいな話も聞いたことがありません」

「この辺りでトラブルの類の話は聞いたことありません」

近隣に住む別の女性住民の反応も同じようなものだった。

「大晦日の日の午後7時ごろに家の外でパトカーだか救急車だかのサイレンがなっていたのは気付きましたが、わざわざ外に出て確認はしませんでした。その後に警察の方が尋ねてきて、事件のことを知りました。

不審者を見なかったか、何か気づかなかったかなど尋ねられましたが、これまでこの辺りでトラブルの類の話は聞いたことありません」

また、知人や同級生も「ストーカーなどのトラブルは聞いたことがない」と口を揃えたが、小松本さんには2015年と2017年に計3回にわたって「人間関係のトラブル」を県警に相談していた過去があった。

結婚と妊娠に加え、若くしてネイルサロンを経営するなど順風満帆な人生航路を進んでいたかに見えた小松本さんがなぜ殺害されなければならなかったのか。8年前に解決したはずの「トラブル」に隠されているのか。

捜査本部はスマホの解析などを急ぎ、捜査範囲の絞り込みを進めている。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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