10万円で即完売→115万円落札 現代美術化した「うまい棒」を購入、“開封”した人物を直撃
10万円で即完売→115万円落札 現代美術化した「うまい棒」を購入、“開封”した人物を直撃

2025年3月、現代美術家・松山智一氏とやおきんが共同開発した「うまい棒 げんだいびじゅつ味」が、10万円・限定50本にもかかわらず即完売し話題となった。国民的駄菓子「うまい棒」を現代美術作品として再解釈した同商品は、その価格とビジュアルに驚きの声が相次いだ。

さらに1月25日にはSBIオークションで115万円で落札され、再び注目を集めている。これを発売当時に購入した、マジシャンで実業家のYOSHI氏に話を聞いた。

限定50本・10万円がオークションでは115万円に

——購入を決めたきっかけは?

YOSHI(以下、同) ネットニュースで見た瞬間、コレは買わなきゃ!ってビビっと来て。僕、もともとうまい棒が大好きでよく食べていたこともあったし、限定50本というところにも惹かれて購入を決めました。

僕の名前がYOSHI(ヨシ)なので、語呂合わせで44って数字を大事にしているんですが、44本目のシリアルナンバーが入ったうまい棒が買えたらメチャクチャラッキーだな、と。

——こちらは限定数だったそうですが、どのようにして購入できたのでしょうか。

友達と一緒に、麻布台ヒルズに朝6時から並びに行きました。そしたら、僕ら以外には2人組の男性と、あと数人しか並んでいなかったので、「これなら余裕で買えるな」と思って、並んでいた人たちと楽しくしゃべっていたんですよ。

そうしたら、僕たちまさかの並ぶ場所を間違えていて。別の場所にはもうすでにかなりの行列ができていたんです。結局、購入希望者が増えすぎたから、途中で抽選になっちゃって。僕も友達もハズレで、結局、自分たちは購入できなかったんですよ。

——そこからどのようにして手に入れることができたのでしょう。

その後、めちゃくちゃミラクルなことが起こったんです! 僕らの前に並んでた2人組の男性はどちらも抽選に当たって買えたんですが、『あの、YOSHIさんですよね?』って話しかけてきてくれて。

僕は覚えていなかったんですが、前に飲み会で会っていて、その時に僕がご馳走したことがあったそうなんです。それで、これもご縁なのでって、うまい棒を1つ譲ってくれたんです。

——そんな奇跡的なことが!

本当に嬉しかったですけど、その後、さらにミラクルが続いて。なんと、インスタを見た方から連絡があり、一番欲しかった44のシリアルナンバーが入ったうまい棒を譲っていただけることになったんです。

そもそも開ける前提で作られていない

——結果的に2つもうまい棒を手に入れたのは、すごいご縁ですね。今、うまい棒はご自宅に飾られているのでしょうか。

僕、恵比寿でバーも経営しているんですが、そこにうまい棒を飾っていたんですよ。そうしたら、周りのみんなが「中身を見てみたい」って言いだして。僕のインスタグラムにも、「中はどうなってるんですか?開封ほしい!」ってDMがめちゃくちゃ来てまして。2つ持ってるし、それなら開けちゃおうか?って。

——10万円もの美術品を開けようとは!

全く予定外だったんですけど、みんなに楽しんでもらえるならいいかなって。

どうせなら動画も回しちゃおうと思って、TikTokを撮影しながら開けちゃいました(笑)。

——実際、中身はどんなものでしたか。また、お味の方は…?

そもそも開ける前提で作られていないので、アクリルボックスを叩き割るのが大変でしたね。中身や味については……115万円で落札された方もいらっしゃるので、たぶんここでは言わない方がいいのかなと。

僕のYouTubeとtiktokに載せているので、興味ある方はぜひ見て中身がどんなものかを確かめて欲しいです!壊してない方は恵比寿のバーに飾ってあるので、こちらも見たい方はお店に来て実際に触ってみてほしいですね。

YOSHIがTikTokに投稿した開封動画は、180万再生を超えるバズり回となっている。
そう考えると、10万円は決して高すぎる買い物ではなかったのかもしれない。

文/佐藤ちひろ

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