48歳のときに婚活を始めた漫画家・中川学さん。年収200万円の貧乏漫画家が身銭を切って取り組んだ婚活に費やした総額は43万600円だったという。
2月26日発売の新刊『独りで死ぬのはイヤだ』を描き終えた中川さんが、50歳になったいま見据える未来への本音とは。(前後編の後編)
婚活費用は総額43万円、半年分の生活費
――「知人女性」「マッチングアプリ」「婚活パーティー」「お見合い」とさまざまなアプローチで、全部自腹で婚活に取り組んできました。実際、合計でどれくらいの費用を費やしたのでしょうか?
中川学(以下同) そういえば、費用計算したことなかったですね。計算してみましょう!
マッチングアプリ代:49,100円(ペアーズ1年6か月分+マリッシュ6か月分)
婚活パーティー代:29,000円(新橋+神田)
バーベキュー合コン代:4,500円
お相手の方との食事代:223,000円(マッチングアプリで出会った方7人+婚活パーティーで出会った浅田さん+知人の紹介の方+お見合い相手のななさん+その他の方の分)
交遊費:110,000円(映画鑑賞、美術鑑賞、演劇鑑賞など)
交通費:15,000円
計 430,600円
――43万600円!! それは年収の2割じゃないですか!
思っていたよりも費やしてました。やはり食事代が一番かかってますね。いろいろなものを女性と食べにいきましたね。中華料理、韓国料理、台湾料理、タイ料理、イタリアン、アメリカ料理(ハンバーガー)、沖縄料理、焼肉、ジンギスカン、もんじゃ焼き…。
――やはりまずはレストランで食事をしながらお話するのですね。中川さんの生活費の内訳を教えていただけますか?
わかる範囲で言うと、婚活を始める前のとある月は、家賃が35,000円、食費が25,000円ぐらい、水道光熱費が7,000円ぐらいで、合計67,000円でした。
――6か月分の生活費以上を婚活に費やしたのですね! 本来は倹約家の中川さんですが、そのときはどんな生活をされていたのでしょうか?
食事は1日1食(ときどき自作の炒飯を、1週間連続で食べたりする)。昼も夜も部屋の電気はつけず、デスク灯でしのぐ。冬は家の中でもユニクロのウルトラライトダウンジャケットを着て過ごし、暖房代を極力おさえる。
――ストイックな生活で婚活費用を捻出したんですね。
ですね…果たしてその成果はあったのか? ぜひ、漫画を読んで確かめていただきたいです!
――それだけ真剣に婚活に取り組んだということですね。
はい。真剣に取り組みました!
婚活を経て見つけた座右の銘
――中川さんの婚活を漫画で読んでいて、「ここまで描くか!」という、そのウソのなさには脱帽でした。
婚活のお相手の方の容姿やプロフィールなどは配慮しているところがありますが、自分に起きた出来事や自分の行動については、なるべくウソなく描いたつもりです。
――婚活を始めた当時は48歳でしたが、ついに今年50歳を迎えました。
50歳…もう婚活じゃなくて終活がお似合いな年齢ですね。プライベートも仕事もまだ何も成し遂げていないのに…。というか、まだ何も始まっていない感覚です。何だかあまり人生が展開していない感じなんですよね。同級生は皆どんどん進んでいってるのに、自分はずっと同じ場所に立ち尽くしている感じです。
体が動くうちに、海外旅行に行かなきゃ、と思っています。
――映画といえば、『全裸監督』でお馴染みの村西とおるさんの「人生、死んでしまいたいときには下を見ろ、俺がいる」を座右の銘にしてきた中川さんですが、婚活を経て新たな座右の銘は生まれましたか。
生まれてないですよ(笑) 。何ですかその無茶振りは! あ、でも、村西監督の名言以外にも、好きな名言があります。
――ぜひ聞かせてください。
「家族は族だから」(by 哀川翔)
――……すみません。どういう意味ですか?
ネットで見かけたところによると、哀川さんは、「家族」を「族(組織、チーム)」と捉えているらしいんです。「家族をつくる」ことは「族をつくる」ということ。私はこの捉え方になんだかときめいたんです。どこかロマンを感じたというか。
・「家族」から連想する言葉
守る、維持する、不安定(お互いの心の持ちようで形が変わりそう)、現実
・「族(組織、チーム)」から連想する言葉
成長、強くする、掟・ルール、安定(掟・ルールにより、お互いの心の持ちようだけでは形が変わらない感じ)、目標、所属、一員、ロマン
うまく伝えられている気はしませんが、そんな感じです。
「組織、掟・ルール、うざい」っていう人多いと思うんですけど、私は今まで広い意味での組織(仲良しグループ、会社など)に属したことがほとんどないので、逆に憧れがあるのかもしれません。
――深いですね。ちなみに中川さんは「族」はつくれそうでしょうか?
どういう形になるかわかりませんが、つくりたいです!
独りで死ぬのはイヤだ 年収200万円、48歳独身漫画家の婚活記
中川学
累計5000万PV突破!(2025年12月現在)
「集英社オンライン」の大人気コミックエッセイ連載が単行本化!
デビュー作『僕にはまだ友だちがいない』がNHKで実写ドラマ化。自身のくも膜下出血体験を描いた壮絶実録漫画『くも漫。』が実写映画化するなど、常に話題を呼ぶ漫画家・中川学。
コロナ禍のある経験がきっかけとなり、年収200万円、48歳の独身漫画家が婚活に目覚めた! 「友人や知人」「マッチングアプリ」「婚活パーティー」「お見合い」……いろんな形で本気の婚活に挑む実録コミックエッセイ! その結末は?
マンガのほか、各婚活で学んだコラムや誌上お見合いのレポートなど読み物も充実。
取材・文/集英社オンライン編集部 撮影/井上たろう

![【Amazon.co.jp限定】鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 豪華版Blu-ray(描き下ろしアクリルジオラマスタンド&描き下ろしマイクロファイバーミニハンカチ&メーカー特典:谷田部透湖描き下ろしビジュアルカード(A6サイズ)付) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Y3-bul73L._SL500_.jpg)
![【Amazon.co.jp限定】ワンピース・オン・アイス ~エピソード・オブ・アラバスタ~ *Blu-ray(特典:主要キャストL判ブロマイド10枚セット *Amazon限定絵柄) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Nen9ZSvML._SL500_.jpg)




![VVS (初回盤) (BD) [Blu-ray]](https://m.media-amazon.com/images/I/51lAumaB-aL._SL500_.jpg)


