〈新宿・変態保育士〉小学生の息子が突然「オレのをなめろ」…問い詰めると「先生が教えてくれたの」洗脳、わいせつ、ストーカー…抵抗すると「ぶっ飛ばすぞ!」卑劣すぎるその手口とは
〈新宿・変態保育士〉小学生の息子が突然「オレのをなめろ」…問い詰めると「先生が教えてくれたの」洗脳、わいせつ、ストーカー…抵抗すると「ぶっ飛ばすぞ!」卑劣すぎるその手口とは

東京都新宿区の私立認可保育園の保育士が学童クラブの冬季合宿で、就寝中の男児にわいせつ行為を働いた事件が波紋を広げている。警視庁が不同意わいせつ容疑で逮捕した木村正章容疑者(40)には、保護者から同様の相談が数十件あり、警視庁が余罪を調べている。

支配的な言動で子どもたちに、自らの局部を舐めさせるなど悪質極まりない。怒り心頭の保護者たちの声を集めた。

「より絆が深まるよ」と局部の触り合いをさせた

警視庁の調べに木村容疑者は「やっていません」と逮捕容疑を否認しているが、♯1でも報じたように複数の保護者から被害申告があり、昨年10月から警視庁の捜査が始まった。

同月9日には保護者らと園の話し合いも行なわれ、集英社オンラインはその音声データも入手したうえで複数の保護者から詳細な証言を得た。証言者は複数にわたるが、個々の特定を避けるため、証言者の詳細は全て割愛する。保護者が語る木村容疑者の「素顔」とは。

「木村容疑者に対して最初は嫌な印象などはありませんでした。ただ、お迎えのときとかに『ちょっとお、僕も頑張ったんですけどぉ…』といったふうに話しかたが個性的で、腕を前で交差させて独特のしゃべり方をしていました。

なんとなく”性的嗜好にクセがある方”なのかなとは思っていましたが、だからといって彼を問題視するような雰囲気が保護者の間にあったわけではありませんでした。だけど、まさか対象が子どもだったとは…」

新宿という日本最大の繁華街を抱えた土地柄、保護者の職業は多岐にわたり仕事や生活時間帯もバラバラ。そのため、同園では保育士が保護者と連絡先を交換して連絡を取り合ったり、子どもと直接連絡先を交換して外で会ったりすることも珍しくなかったという。

そうした地域の特殊性を踏まえたうえで、木村容疑者の「手口」は極めて卑劣だった。

「木村容疑者は目をつけた子どもにまず何かプレゼントをしたり、好きな漫画などを持ってきて『一緒に読もうよ』と近づいたりしていました。

私自身も木村容疑者と数年間接していたのに気づかなかったし、被害がなかなか表面化しなかったのは、洗脳的な手法を用いていたからだと思います。

今回わかったこととして、学童クラブに通う小学生の男の子に、『俺も学生の頃はやっていたけどみんな喜ぶよ』『より絆が深まるよ』と局部の触り合いをさせたり、自慰のやり方を教えていたんです。そうした児童の中には自宅に帰って突然『俺のちんちんをなめろ』と言い出して家族をびっくりさせたことまでありました。

性的なことがまだ理解できていない子どもからすると、少しおかしいなと思ったとしても『木村先生は優しくて面倒見もいいし、いい先生だよ』ということになったんだと思います」

「昔は結婚していて子どもが2人いるんだ、離婚することになった」

子どもの心理につけ込んだ卑劣な手口はほかにもある。

「被害も1度きりとかではなく、中学生になってからも数年間にわたって繰り返されている子もいました。そのころには『性的なこと』と理解できるようになっていても、自身の被害を周囲に知られたくなくてどうしたらいいかわからず抱え込んでしまう。

中には塾の前で待ち伏せされたり、LINEで卑猥なことを送り続けられたりするなどストーカー的な被害に遭っている子もいました。

そもそも家庭の事情を抱えた子どもや、真面目な性格で約束を守りそうな子どもを標的にして『俺も昔は結婚していて子どもが2人いるんだ。でも家庭で揉めて離婚することになった。最後はお金を払って解決したんだ』という話をしてお互いの『距離感』を詰めていったんです。

私自身は去年の3月の段階ですでに疑いを持っていたのですが、まだ半信半疑で『もし間違いだったら』と尻込みしてしまった。もしあの時点で声を上げて訴えていれば、後の犯行は防げたかもしれないと思うと後悔と罪悪感しかありません」

卑劣な犯行が表面化した経緯についてはこんな証言がある。

「私が最初に聞いたのはある2人の子を持つママからの話でした。

そのママが『木村先生がウチの子を触ってるみたいなんですよね』と言うので掘り下げて聞くと『寝ているときとか隣に来て(局部を)触ってきて痛い。あいつマジキモい』って。そのママさんのお子さんが勇気を振り絞って『お前なんか警察に捕まるぞ』と抵抗したところ、木村に『言ったらお前ぶっ飛ばすぞ』と脅されみたいで……」

重大なわいせつ事案を放置できないと感じたこの保護者は、木村容疑者に直接電話で問いただしたという。昨年4月のことだ。

「4月に木村に直接電話して『ある男の子から木村先生に触られていると聞いたけど』と問い詰めると木村は『僕は誤解されたくないから女の子には近づかないようにしている』と意味不明の誤魔化し方をする。私が『女の子ではなく男の子です』と何度説明しても、彼はずっとそう言い続けるんですよ。

それに男の子に対しての接し方について『愛情に飢えている子がけっこう多くてハグとかスキンシップを求めてくるんですよ』と言い出すので『スキンシップでちんちん触るのは違くないですか?』と問い詰めたら『ちんちんっていうか、まあ、ちんちんですね』とはぐらかされました。

この時はモヤモヤする思いはあったものの本人に『間違いだったら謝りますけど、次にまたこういう話を聞いたら園長にも話しますよ』と電話は切りました」

保育児クラスに異動、そこでもとんでもないことを…

この電話から約1週間後、木村容疑者は学童クラブ担当から保育園の5歳児クラスへと「異動」になったという。

「異動の理由は勤務態度に問題があり、サボる傾向にあったからと後に聞きましたが、園の中では木村容疑者がわいせつ行為を繰り返していたことが知られていたのだと思います。そして保育園担当になってからも木村はとんでもないことをしたんですよ。

ある保護者の方が自分の子どもに質問して答える動画を見せてもらったんですが、『お風呂の時に触られる』という内容でした。そもそも保育園ではお風呂の時間には保育士は男女を問わず、子どもの体は触らないという決まりがあるんです。

どうしても触れなきゃいけない時は体を洗うスポンジでちょんちょんと触る感じなんですよ。

この動画が保護者のグループLINEに投稿されて炎上するのですが、『ああ、私が電話で問いただした時にもっと騒ぎにしておけば、この歳下の子たちは被害に遭わなかったんじゃないか』と心底悔やみました」

卑劣な保育士に心身を汚された子どもたちの心の傷は簡単には拭えない。

※「集英社オンライン」では、今回の事件についての情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。

メールアドレス:shueisha.online.news@gmail.com
X(旧Twitter):@shuon_news

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

 

 

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