「ヤマザキ春のパンだけじゃないまつり!?」実はおにぎりやパスタにもシールが…その理由と“点数の仕組み”を担当者に聞いてみた
「ヤマザキ春のパンだけじゃないまつり!?」実はおにぎりやパスタにもシールが…その理由と“点数の仕組み”を担当者に聞いてみた

対象商品に貼られた点数シールを集めると白いフレンチディッシュがもらえる「ヤマザキ春のパンまつり」。1981年春に始まり、今年で46回目を迎えた大人気キャンペーンだ。

商品によってシールの点数が異なることから、ファンの間では「いかに効率よく30点分のシールを手に入れるか」といったさまざまな“攻略法”がネット上にあがっている。さらには、「パン以外」の商品も対象となっているというのだ。その真相と人気の秘密を探るべく、山崎製パンに話を聞いた。

キャンペーン開始から2週間…SNSには「パンまつりファン」の報告が続々

2月1日に始まった山崎製パンの「ヤマザキ春のパンまつり」。対象商品に貼られたシールを30点分集めると白いお皿がもらえるという、40年以上続くキャンペーンだ。

キャンペーン開始から2週間がたち、SNSなどには熱心な「パンまつりファン」がシール集めの状況について報告する投稿が上がり始めている。

「これぞ大人のシル活!ヤマザキ春のパンまつり」
「安い菓子パンで1.5点のシールを狙って集めるつもり」
「食パンは2点、菓子パン0.5点が多いですね 30点までの道は遠いです」
我が家は食パン買わないので、パンまつりなかなかたまらない」

初心者からベテラン勢まで幅広いファンの報告が行き交い、なかには早くも30点を集めてお皿と引き換えたという強者もいる。

さらには、「デイリーヤマザキではパンじゃない商品にもシールが貼ってある」という報告があがり、一部のファンの間でちょっとした騒ぎになっているのだ。

この噂の真相を確かめるべくデイリーヤマザキに向かうと、チルド惣菜コーナーに陳列されたおにぎりや弁当、サンドイッチ、麺類など、パン以外の商品にも点数シールが貼られているのを確認した。

改めてヤマザキのホームページを見ると、「デイリーヤマザキ」では「スイーツやお弁当・おにぎり、サンドイッチや麺、また店内製造『デイリーホット』のパン・お弁当・おにぎりなど、豊富なラインアップからも点数を集められる」と記されており、「パンだけではないまつり」であることが判明した。

「おにぎり、お弁当や麺類などについては2015年より対象としました」

「パンまつり」と銘打っているにもかかわらず、いつからパン以外の商品もキャンペーンの対象となったのだろうか。

「春は新生活がスタートする季節のため、手軽でおいしいパンが朝食などで食卓に並ぶ機会が増えます。そのような時期に、日頃の感謝の気持ちを届けたいということで毎年、春にキャンペーンを行なうようになりました」(山崎製パン株式会社・担当者)

担当者はキャンペーンが始まった背景についてこのように説明したうえで、「白いお皿」の歴史について次のように振り返った。

「1981年の第1回からこれまでの白いお皿の交換枚数は約5億9千万枚を数えます。これまで、第1回目から継続してフランス製のさまざまなタイプの白いお皿を採用しています。白いお皿は、流行やトレンド、消費者モニターの方のご意見を参考に使い勝手等の検討を重ねて決定しています。

また、例年、平均1200~1500万枚の白いお皿をプレゼントしていますが、2012年の白いお皿『白いモーニングボウル』は約2200万枚と大変ご好評いただきました」

では、一部のデイリーヤマザキ店舗でパン以外の商品も対象となっているのはなぜなのか。

「おにぎり、お弁当や麺類などについては2015年より対象としました。それまでも食パン、菓子パンを中心として、大福などの和菓子やチルドケーキなども対象商品として実施していましたが、多くのお客様にもヤマザキグループが製造しているおにぎり、お弁当、麺類などのおいしさにもふれていただきたいという思いから対象としています」

最後に、誰もが気になる「シールの点数と商品価格」の関係については、「基本的に出荷価格帯を基準に点数を決めています」と説明した。

ヤマザキのホームページによれば、1回目は「春の食パンまつり」として実施され、対象商品は食パンのみだったが、現在ではおよそ500品にまで拡大している。

世間では別の「シール集め」が物議を醸しているが、こちらの「シール集め」は春の気配を感じながら穏やかに楽しみたいものだ。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

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