「食べては吐く地獄」グラドル高橋凛が告白した過食嘔吐の日々…2年で17キロ減→ボディコン準優勝の衝撃変化
「食べては吐く地獄」グラドル高橋凛が告白した過食嘔吐の日々…2年で17キロ減→ボディコン準優勝の衝撃変化

高橋凛さん(35歳)は、24歳でグラビアアイドルとしてデビュー。「令和の三十路グラドル総選挙」で1位に輝くなど、今も第一線で活躍し続けている。

2025年にはボディコンテスト「SUMMER STYLE AWARD SPRING CUP」のグラマラス部門で第2位となり、鍛え上げた美ボディが大きな注目を集めた。現在ではトレーニングをしたことをSNSに上げるたびにその様子がメディアに取り上げられるほど大人気だ。

だがその華やかなキャリアの裏には、過食嘔吐に苦しみ「食べることが怖い」と感じていた時期もあるという。どのように抜け出し、食べても痩せられる自信を身に付けたのか。話を聞いた。

芸能界の競争の中でプレッシャーに耐えられず「爆食ループ」に

──2014年、原宿でスカウトされてデビュー。当時過食に悩んでいたそうですが、きっかけは何だったのでしょうか。

デビュー前はソフトバンクの正社員として4年働いていましたが、その頃はただの食いしん坊程度でした。変わったのはグラビアを始めてから。周りには可愛い子や売れている子がたくさんいて、常に比べられる世界なんですよね。自然と自分と他人を比べてしまって、「売れないのは私が可愛くないからかな」と落ち込み、ネットで自分のことを「ブス」と書かれたコメントも真に受けてしまって…。

当時の私のストレス解消方法は食べることだけだったんです。仕事を頑張ったご褒美に、ポテチやハンバーガーなどのジャンクフードを爆食いするのが当たり前になっていきました。

──オーディションやDVDの売上…競争が激しい世界ですものね。見られる職業柄、爆食を続けると影響が出そうですが。

ジャンキーなものを食べれば当然太ります。そうなると、撮影やイベントで「ちょっと太った?」と指摘されます。職業柄、仕方がないことですが、その一言が怖くて…。

「太ったからブスになった」「痩せないと売れない」と思い込み、どんどん追い詰められていきました。

──負のスパイラルですね。

それでも、食べたい気持ちは抑えられなかったんです。そんなときに、「食べた分吐いてる子がいるらしい」という噂をちらほら耳にして、自分も真似をするようになりました。

撮影前日に食べても、「吐けばチャラになる」と思い込むようになって。実際は全然痩せないのに、お腹がスッとした気がすることで一瞬安心してしまうんです。

でも、肌は荒れるし、目は充血するし、むくみもひどい。

それでも、当時はボロボロになっている自覚がなくて、過食嘔吐を繰り返していました。

──過食嘔吐だけでは痩せないとなると、他のダイエットにも挑戦しましたか?

結果的には自分に合っていなかった方法にも手を出すようになりました。たとえば「クレンズダイエット」。固形物を一切取らず、ジュースだけで過ごす「断食」のようなものです。

撮影の3日前くらいから始めて、極限まで食べることを我慢します。ただ、その反動で撮影が終わると気持ち悪くなるほど一気に食べ物を詰め込んでしまう。そんなことを繰り返すうちにリバウンドしやすい体になっていて、気づけば体重は最大で65キロになっていました。

──高橋さんには合わない方法だったのですね…。体型だけでなく、心にも影響がありましたか?

ネガティブな思考にどんどん陥って、周りの言葉にもセンシティブになっていました。何気ない挨拶のつもりで「太ったんじゃない?」と声をかけられるだけで傷ついて、「どうしよう…食べたら吐かないと」とさらに不安に駆られる。そんな悪循環から抜け出せなくなっていたんです。

──過食嘔吐からは、どうやって抜け出せたんですか?

コロナ禍で家にいる時間が増えたときに、食べることしか楽しみがないのはマズいなと思ったんです。

太るのは嫌だし、かといって吐くのを繰り返すのも体力的に限界で。だったら、少しでも食べる罪悪感を減らせるようにと筋トレを始めました。

やっていくうちに体が変わっていき、どんどん楽しくなって。1日50回のスクワットからスタートして、YouTubeのトレーニング動画を見ながら1時間ほど運動することが日課に。

続けていくうちに、「吐かなくても、運動すれば大丈夫」と思えるようになり、過食嘔吐の回数も自然と減っていきました。気づけば2年で17キロ減。顔のむくみもすっきりして、久しぶりに会ったスタッフさんに「すごく痩せたね」と驚かれましたね。

──それでムリなダイエットからは完全に卒業できたんですか?

それでも太る怖さはしばらく残っていました。つい一日一食にしたり、撮影前に塩抜きをしたりとムリをしていた時期もあって。でもそうすると、顔がこけて不健康に見えちゃうんですよね。

そんな中、2023年ごろに今のトレーナーさんと出会って、「1日3食きちんと食べていい」「炭水化物も必要」と正しい食事法を教わりました。最初は3食食べるのが怖かったけれど、実際に試してみると、しっかり食べても健康的に痩せられることを実感しました。

今では週5回、1時間半から2時間ほどトレーニングしていますが、健康的に体が変わっていくのが本当にうれしいです。

「食べても痩せられる」ことを伝えたい

──Instagramのフォロワーさんは80万人を超えていますが、どのようにフォロワーが増えていったのでしょうか?

体が変わってきた頃、「作品撮りをさせて欲しい」とカメラマンさんから声をかけてもらう機会が増えたんです。そこから撮影してもらった写真を、5~6年前からSNSに投稿するようになったら、フォロワーさんも自然に増えていきました。

最近では、マッチョ系の方のフォロワーさんも多くなって、ジムでは私に気づいていただき、「ナイスファイト!」なんて声をかけてもらうこともあります(笑)。

──体を鍛え続けたことで、人気になっていったんですね。2025年には初のボディコンテストで準優勝。今では本格的な筋トレに取り組み、生活もかなり変わったのでは?

そうですね。コンテストに出るとなると減量が必要になるので、自然と飲み会には行かなくなりました。食事も筋肉を意識したメニューになるので、大戸屋や筋肉食堂など、外食する店も選ぶようになります。その結果、同じように筋トレに励む人たちと一緒に過ごす時間が増えて、コミュニティ自体がガラッと変わった感覚がありますね。

──最近はSNSにトレーニングの報告を投稿するたび、メディアでも頻繁に取り上げられています。反響についてはどう感じていますか?

取り上げてもらえるのは本当にありがたいことだと思っています。



ただ、「誰こいつ?」「出すぎてうざい」といった辛口コメントもありますし、この記事の見出しではもしかしたら誤解されてしまうかも…? と感じることもあります。

以前の私なら落ち込んでいたかもしれませんが、今は筋トレを通じて自分の芯ができた気がします。だから、心無い言葉もそこまで気にならなくなりました。

トレーニングでヘトヘトになった日には、「今日もちゃんと頑張った、えらい!」と自分で自分を褒められるようになった。努力を積み重ねてきた実感があるから、自己肯定感もすごく上がりましたね。

──今月からは女性専用トレーナーとしても活動を始められています。今後はどのような活動をしていきたいですか?

過食嘔吐を公表したとき、「私も同じです」「どうすれば抜け出せますか」といったDMを本当にたくさんいただきました。体型で悩んでいる女性が想像以上に多いと感じています。だからこそ、健康的な体の作り方を正しく伝えたいんです。

今はマンジャロや断食など手軽に痩せられそうなダイエットが流行していますが、危険ですし、決して推奨できるものではありません。

私は「食べても痩せられる」ということを広めたい。グラビアでも、「食べながら健康的な体を作れる」というメッセージを体で表現していきたいですし、女性にも見てほしい。

筋トレを続けていると、本当に心が前向きになるんですよ。脳筋って最高!って、今は本気で思っています(笑)。

取材・文/福永太郎

撮影/石田壮一

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