テレビ朝日・三谷アナ衝撃の告白「実はお腹のお肉がまた…」あのダイエット企画の裏話
テレビ朝日・三谷アナ衝撃の告白「実はお腹のお肉がまた…」あのダイエット企画の裏話

テレビ朝日アナウンサーの三谷紬さん。5年前に挑戦したYouTubeのダイエット企画では、すっぴんや必死な顔も臆することなく晒し一挙に人気者になった。(日本サッカー協会)公認D級コーチライセンスまで取得したサッカーやプロレス、ファッション、モータースポーツに競馬まで幅広い知識を持ち、現在では多数の番組を担当する彼女だが、30歳になってから深刻な悩みに直面しているという…。ダイエット企画の裏話から衝撃の事実まで、本人のエッセイをお届けする。

「三谷Xで妊娠疑惑が出てるぞ」

文章を書くことはすごく苦手です。

知性を感じられない文章が冷笑されることは覚悟の上で、思うことを書いてみようと思います。

私はテレビ朝日でアナウンサーをしている三谷紬(みたに・つむぎ)と申します。私のことをご存知の方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。

今年でアナウンサー10年目に突入します。なかなか世間に知ってもらうのは難しいと実感する日々です。

そもそも知ってもらう必要があるのか、とも考えたりしますがそんな私が少しでも世間に知っていただけるきっかけになったのはYouTubeのような気がしています。

数年前YouTubeでダイエット企画に挑戦しました。

ダイエットをすることになったのは当時担当していた『やべっち F.C.』という番組のスタッフに「三谷Xで妊娠疑惑が出てるぞ」と言われたから。

今だから言えますが、当時26歳だった私は60キロ近くあり、確かに妊婦さんのようなお腹をしていました。

理由は明確で1年目から担当させていただいた『報道ステーション』の気象情報や、2年目から担当した『やべっちF.C.』はどちらも仕事終わりが深夜12時過ぎ。

生放送後アドレナリンが出ていることもあり、眠れないどころか猛烈にお腹が空くんですよ…。優しい先輩たちがそのままご飯や飲み会に誘ってくれるので、もちろん欠かさず参加。朝までお酒を飲みながらオンエアの反省会をし、帰宅前にラーメンまで…。仕事終わりのこの時間が社会人になったことを実感させてくれている気がして本当に大好きでした!

だから全く後悔はないのですが知らぬ間に太ってしまったんですね(笑)。

とはいえ、なんとなく30歳前後で結婚したいという淡い夢を抱いていたので、こんな体型では格好良くウェディングドレスは着られないと、ダイエット企画が始まりました。

(31歳になった今、まだ結婚していないことについてはまた改めて書こうと思います)

2020年当時、女性アナウンサーでYouTubeをやっていた人はほとんどいませんでした。テレビ朝日としても初の試みで毎日が探り探り。

途中コロナを挟んだり、私のやる気が途切れたり…。約2年間色々ありました。

最初に掲げた目標は10キロの減量。声高に宣言したものの、現実はそう簡単ではありませんでした。

「食べるものを我慢するのは無理…(笑)」

もともと筋肉質でガッチリした体格。食べる量は人並み(だと思っている)ですが食べたら食べた分だけ太る。自分の体質を呪いました。

元体操選手の田中理恵さんや、GENERATIONSの白濱亜嵐さんまでありがたいことにたくさんの先生に指導していただきましたが、皆さんから口を揃えて「食事管理は必要」と言われました。

食べたいものを好きなだけ食べても、痩せられる方法は存在すると信じていた当時の私にはショックな事実でした。正直「食べるものを我慢するのは無理…(笑)」と思いながら過ごしていました。

そんな調子だったので企画が始まった当初から体たらくな自分を隠さずに、なんだかんだと言い訳や文句を垂れる等身大の自分を見せることにしたのです。

結果、ダメな自分に共感してくれる視聴者さんに見守られながら、ぐうたらダイエットを楽しく気ままにやっていましたが、肝心の体重は、減りませんでした。

そして、見かねた番組スタッフから半年後に企画が終了すると宣告を受けます。

実は、サッカー選手の宇佐美貴史さんが出演してくださったときに「10キロは難しそうだから目標を8キロに減らしたらどうか?」という宇佐美選手のプレーさながらの神がかりアシストを受け、目標は『マイナス8キロ』に変わっていたりしていたのですが(笑)。

それでも、目標まではまだまだ体重を減らさないといけませんでした。

等身大の自分を発信させていただける、ありがたい場所でもあった企画が終わる寂しさよりも結果を出せていない焦りが勝ちました。

元来負けず嫌いな性格。

このまま達成できずに終わるわけには絶対にいかない! と期限を設けられてやっとスイッチが入りました。絶対に負けられない戦いがそこにありました。

(遅すぎる)

そこからは運動は以前の倍以上。週に2回はパーソナルジムに通い、食事管理も徹底的に。

DNA検査も受け、自分が脂質で太りやすいということも理解し、とにかく脂物を取らないように気をつけました。

そうしたら面白いくらいにスルスル体重が落ちていくのです。

「やっぱりダイエットには我慢が必要なんだ」と痛感しました。それはそれはスルスルと…3ヶ月くらいであっという間に8キロ減りました。

最終体重測定日の1週間前にはあろうことか“水抜き”までしました。格闘家の皆さんが体重測定前にやるアレです。今では付け焼き刃すぎて笑えますが、当時は必死でした。

その甲斐もあって結果は『マイナス10キロ』の達成! 大成功で企画を終えることになります。まだYouTubeに上がっていますので、よかったら見てみてください。

動画、はじめてみました【テレビ朝日公式】より

ただ、話はここでは終わりません。

「なんか少し太りましたか?」

お気づきの通りめっちゃくちゃ無理なダイエットをしたんですよ。

だから案の定、企画が終わってからが大変でした。

視聴者からは“ダイエットを成功させた人”として認識されているので、私がSNSに写真をアップする度に、容赦なく「なんか少し太りましたか?」「リバウンドしていませんか?」「ジムは行き続けているんですか?」と、厳しいコメントが寄せられるようになりました。

まぁ正直、その通りなんです。

“水抜き”は一時的に体重を減らすだけですし、実は測定の翌日には2キロほど戻りました。

これは想定内。

頑張った自分にご褒美♡と、我慢していた脂物をたくさん食べて食事の幸せを感じたことにより1ヶ月後にはさらに1キロ戻りました。

うん、まあ…これもギリギリ想定内。

「食事を我慢したらすぐに取り戻せる」と3キロ太ったあたりでもう一度食事を我慢して…。そうすると2キロくらいは落ちてくれるので、企画終了後は人知れずリバウンドと戦っていたのです。

ただこのやり方が効いたのは30歳まで。

一時的に食事を我慢しても体重が減らなくなってきました。そして食べる量まで増えていくのです。

週1回のジムに、ピラティスも週1回追加して運動量を増やしました。

それでも体重は減らないどころか、増えるいっぽうでした。

どうしたら良いのかわからなくなり、ピラティスのインストラクターに相談したところ原因は簡単で、30歳になったからだと言うのです。

確かに30歳を超えてから、口内炎やニキビ(30歳を超えたらそれは吹き出物だよ、といちいち訂正されるやりとりが大嫌い)の治りがまあ遅い。

20代のころは睡眠時間が短くても元気に働けていたのに6時間は寝ないと身体が言うことを聞かない。

これって全部30歳になったからなのか! と身をもって実感したわけです。

後輩たちからは「そんな1年で変わりますー?」と言われ、先輩からは「4,50代はもっと大変だから。30代のそれなんて序の口よ」と言われますが、今30代という舞台に立ったばかりの私はまだ踊り方もわからないのだから…。そんなこと言わないでよ…。必死なんですよ…。

30代に突入したことで、最終測定日から体重はプラス5キロ。つまり半分戻りました。

今度は年齢を言い訳にしかけている自分にも薄々気づいていますが、同世代の女性の皆さんもやっぱり痩せにくく…なりますよね?

テレビ画面の中にいる私のお腹の肉がどうなっているか、画面越しには見えないでしょうが、再びお腹に肉が乗り始めた、アブナイお腹になり始めています。

お腹の具合がテレビに映らないように、テレビで発する言葉も勘違いされてしまうことが多い世の中です。この連載ではそんな自分を立体的に理解してもらえたならと思っています。

真実を打ち明けてしまったからにはまた痩せないといけないなぁ。

文/三谷紬 

写真/SAKAI DE JUN

 

 

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