〈豊田・殺人放火で起訴、さらに窃盗も〉「過去にも“事件”を起こし…」友人からも“クズ扱い”されていた金髪男(45)は元恋人の財布を盗んだ容疑で再逮捕「もらったんだわ」と否認
〈豊田・殺人放火で起訴、さらに窃盗も〉「過去にも“事件”を起こし…」友人からも“クズ扱い”されていた金髪男(45)は元恋人の財布を盗んだ容疑で再逮捕「もらったんだわ」と否認

今年1月、愛知県豊田市のアパートで会社員・小川晃子さん(42)が殺害されて自室に放火された事件で、愛知県警は殺人や非現住建造物等放火未遂などの罪で逮捕・起訴されていた同市の・北島卓(たかし)容疑者(45)を女性の部屋から財布などを盗んだ疑いで再逮捕した。北島容疑者は、過去にも“事件”を起こした際に否認や黙秘を繰り返してきたという。

これまでも「オレはやってないと」否認したり、黙秘を貫いていた

今年1月17日、豊田市のアパートで小川さんの首を絞めて殺害し部屋に火をつけたとして、殺人や非現住建造物等放火未遂などの罪で逮捕・起訴された北島容疑者。県警は3月16日、窃盗の疑いで北島容疑者を再逮捕した。

「殺人事件があったとされる1月17日午前2時20分ごろ~午前4時20分ごろにかけ、小川さんの部屋から財布やトートバッグ、運転免許証と部屋の鍵など計8万8000円相当を盗んだ疑いがある。

今回も北島容疑者は『もらったんだわ』と容疑を否認、その後は黙秘しているようです。北島容疑者はこれまでも何度か窃盗事件などの“微罪”ではあるが事件を起こし、その際も『やっていない』と否認してきた。県警も否認は想定内で、慎重に捜査しています」(地元紙記者)

北島容疑者は小川さんが勤務していた豊田市内の飲食店に、客として訪れていたという。共通の知人が今年1月、「集英社オンライン」の取材にこう証言した。

「たかさん(容疑者)が友人と一緒に晃子さんが勤めるお店に初めて来たのは、去年の12月前半のことだと思います。当時はたかさんは『無職だよ』と言っていたし、実際にその友人にキャバクラの飲み代を借りたりしていました。

見た目は優男風で粗暴な雰囲気はまったくありませんが、その友人からは『過去にもいろいろやらかしていて、こいつクズなんよ』って聞いていました。不良とかヤンキーで暴力沙汰を起こしたというよりは、お金がないから物を盗んだとかそんなことをして警察沙汰になったようです。

晃子さんのお店には友人と行くことが多かったみたいですが、それもお金がなかったからかもしれませんね。本人も『友達の家に居候をしていたこともある』とも言っていましたし」

「俺の彼女だ」「付き合っている」と言いふらしていた

友人からも“クズ認定”される北島容疑者と出会ってしまった小川さんは、一度は北島容疑者と“距離”が縮まり、クリスマスイベントの日には同伴出勤してきたという。

「晃子さん自身からたかさんと『付き合っている』とは聞きませんでしたが、たかさんが周囲に『(晃子さんは)俺の彼女だ』『付き合っている』と言いふらすようになりました。

晃子さんは女手一つで子どもを育ててきた頑張り屋さんで、後輩の女の子の面倒見がよくて、『姉さん』と慕われていました。お酒がとても好きで、夜遅くまで飲んだりするのですが、それでも朝は5時とか6時に起きて、昼職にもちゃんと行っていて、本当すごい人でした」

小川さんは事件のあった集合住宅に引っ越してきてまだ1年ほどだった。近隣住民は金欠だった北島容疑者が小川さんの自宅を出入りする姿も目撃していた。

「金髪の男(北島容疑者)は2回ほど見かけました。1度目は正月明けの土曜日か日曜日に、女性を迎えに来たのか、2人で部屋から出てきたと思ったら、女性が運転する車に乗って出かけていきました。

次に見たのは1月15日です。私が朝7時ごろ出勤のため外に出ると、女性の部屋の前に金髪の男性がいて玄関ドアをドンドン叩いたり蹴ったりしながらインターフォンを何度も押していました。『オイッ』とか『開けろ』とか声を荒らげて怒鳴っていました。

私はその30分ほど前に女性が出ていくのを見かけていたので、『もう仕事に行かれていますよ』と声をかけると、その男性は『ハア?』『俺は酔っ払いだ』と酒臭い息で叫んできました。私はそのまま仕事に行きましたが、その後に近所の方が警察を呼んだそうです」

その二日後に小川さんは殺害され、自宅に火をつけられ金品も奪われた。身勝手すぎる金髪男と出会ってわずか1ヶ月余で何が起きたのか。

最近、孫も産まれたばかりだった“頑張り屋のおばあちゃん”の不運と非業に手を合わせざるを得ない。

※「集英社オンライン」では、今回の事件についての情報を募集しています。下記のメールアドレスかX(旧Twitter)まで情報をお寄せください。

メールアドレス:
shueisha.online.news@gmail.com

X(旧Twitter)
@shuon_news

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

編集部おすすめ