3日、長嶋茂雄氏の訃報を受け、母校・立教大学の西原廉太総長がコメントを発表している。
「ご逝去の報に接し、驚きと深い悲しみに包まれています。長嶋茂雄さんは立教大学野球部から東京六大学野球のスターとなり、読売巨人軍でのご活躍を経て日本のプロ野球界の至宝として尊敬を集められました。戦争の焼け跡から高度経済成長を遂げた日本の発展を象徴するシンボル的存在であり、長嶋茂雄さんは立教大学にとって永久不滅のヒーローです」
3日、長嶋氏も往年愛し続けた大学野球リーグ「東京六大学野球」の試合は天候不良のため中止となったが、前日2日にはフレッシュリーグで熱戦が繰り広げられ、多くの大学野球ファンを熱狂させた。
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長嶋茂雄氏は、1936年(昭和11年)千葉県佐倉市出身で「佐倉一高」から「立教大学」に進学すると東京六大学野球のスター選手として名を轟かせた。
1958年に(昭和33年)読売巨人軍へ入団し、王貞治さんとの「ON(オーエヌ)」コンビとして巨人軍の一時代を築き、17年間の現役生活に幕を閉じた。現役時代には、首位打者6回、ホームラン王2回、打点王5回と多くのタイトルを獲得し最優秀選手にも5回輝いている。
文/スポーツブル編集部