
柔道女子52kg級の阿部詩を長年支えてきた森和輝(JR東日本所属)が、6月17日に自身のインスタグラム(@maikukazuki331)を更新し、2025年世界柔道選手権で優勝した阿部への想いを綴った。
投稿では「再び世界一になると決めて前を向いて、この畳に戻ってきた」「もう一度世界一になれたこと、本当に良かった」と感慨深く振り返り、「おめでとう!ありがとう!またチームでロスまで頑張って行こう!!」と、次なる目標へ向けた覚悟も示した。
森は阿部の大学時代からの練習パートナーであり、所属先の近畿医療専門学校(後に日体大職員)を通して専属付き人となる。2019年以降、技術・精神面での支えを担い、練習はもちろん試合前後の調整、補食の準備、声掛けに至るまで寄り添ってきた。
今回の投稿には「詩ちゃんの頑張りでもあり、森さんの陰のサポートありき」など、多くの称賛と感謝の声が寄せられている。
舞台裏での緻密なサポートと信頼関係が、阿部詩の復活優勝をさらに輝かせた。次なる挑戦に向け、二人三脚の歩みは続く。