高円宮杯JFA U-18サッカープレミアリーグ2025は6月21日に第10節が行われ、EASTでは東京ヴェルディユースが柏レイソルU-18をホームに迎え、3-1で勝利を収めた。
ここまで4勝3分2敗と好調の東京Vユースと、3勝1分5敗とやや苦しむ柏U-18の対戦は、前半36分に動いた。東京Vユースは敵陣左サイドで得たフリーキックのチャンスで、MF舛舘環汰がキッカーを担当。右足で放たれたキックはクロスを狙ったように見せかけ、柏U-18のGKの意表を突く形でそのままゴールへ吸い込まれ、鮮やかな直接FKで先制点を奪った。
追う柏U-18は後半6分に左サイドからコーナーキックを獲得。キッカーを務めたのはFW加茂結斗。右足から放たれたボールはゴール前を通過しながらそのままゴールネットへ。こちらも直接ゴールを決め、1-1の同点に追いついた。
しかしその後、主将で10番を背負うMF仲山獅恩が立て続けにネットを揺らし、東京Vユースが再びリードを奪うと、勢いそのままに3-1と突き放した。
試合はそのままタイムアップとなり、東京Vユースが勝ち点3を積み上げた。
次節は6月28日に開催。東京Vユースは昌平高校をホームに迎える。柏U-18は地元・柏で流通経済大学付属柏高校との“柏ダービー”に臨む。