元アルペンスキー日本代表でスキー解説者の清澤恵美子(@kiyosawaemiko)が7月12日にインスタグラムを更新した。
清澤恵美子は、自身がアルペンスキー選手だった頃に抱えていた体型へのコンプレックスや葛藤があったことを告白。
アルペンスキーは落下と重力を活かす競技であり、勝つためには体重が重要となる。また、冬季競技のため脂肪も必要とされる。
清澤は当時、身長157センチで最高体重58キロまで増量し、ベンチプレスで自身の体重ほどの重量を軽く上げるほどの筋力を持っていたと語った。
「勝つためには太くなることが必要。でも太くなりたくない」「体重を増やしたい。でもスタイルは崩したくない」。アスリートとしての自分と、女性としての自分。その間で揺れ動き、長く葛藤していた心情を振り返っている。
現在は「あの頃隠していた腕を少しずつ出せるようになった」と綴り、「太くてもいいや」と思えるようになったことも報告した。周囲の言葉よりも自分を大切にしたいとし、当時の自分にその考えがあれば、まったく違う自分がいたはずだとも記している。
さらに、現役の選手たちへ向け、「アルペンスキーは体重が武器。細くて勝てるのは国内まで。
【画像】偽アカ注意喚起!元アルペンスキー日本代表・清澤恵美子がアカウントの写真変更宣言
この投稿にファンからは「そんな苦悩を抱えて悩みながら選手していたんですね」「そんなご苦労があったのですね。知りませんでした」と驚きと励ましの声が寄せられている。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部