現代アーティストの村上隆は16日、自身のインスタグラム(@takashipom)を更新し、美術批評誌『Brooklyn Rail』に掲載された最新インタビュー記事の公開を報告した。
【画像】時代と時空を超える思考が凝縮された一万字インタビュー
本記事は、The Broad(ロサンゼルス現代美術館)キュレーターのエド・シャッドとの対談形式で構成されており、村上が2024年京都での展覧会から、ニューヨークのギャゴシアン、ロンドン、ブルックリン美術館、そしてクリーブランド美術館までの創作の変遷を語っている。
特に焦点となったのは、日本における“写し”や“倣い”の美学。それは単なる模倣ではなく、時代を超えた思考と対話の手段であるという村上の哲学が、葛飾北斎や広重の浮世絵、そして19世紀フランス印象派への影響を通じて深く掘り下げられている。
【画像】村上隆が描く“心が恋に落ちる瞬間”とは? ゴッホと広重を巡る最新展に世界が注目!
この投稿には「Clevelandでの展示、感動しました」「Provocative(挑発的だった)」といった声が寄せられており、世界中のファンの知的好奇心を刺激している。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部