ボリビア1部リーグのザ・ストロンゲスト対ブルーミング戦で、信じがたい“自爆劇”が起きた。現地4日、ホームチームの熱狂的なサポーターがスタジアムで手持ち花火を放ち、なんと自軍の選手であるフアン・ゴドイに直撃。
ゴドイはこの試合で決勝ゴールを決めた“ヒーロー”。しかしその直後、スタンドから放たれた花火により負傷し、ピッチは騒然。試合は約10分中断され、警察がスタンドに突入して事態を収めたという。
事件の背景には、クラブの運営に対する一部サポーターグループの強い不満があったとされる。ザ・ストロンゲストのウルトラスはクラブと対立を深めており、その一部が抗議行動の一環として過激な手段に出た形だ。
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クラブ会長のダニエル・テラサス氏は「2人の犯人を特定した」とし、うち1人はファブリシオ・バルガスという人物で、刑事告発の方針も示している。さらにクラブには、今後3回の移籍市場で補強禁止処分が科される可能性もあり、波紋は広がる一方だ。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部