ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、昨日行われたセントルイス・カージナルス戦で記念すべき一日を迎えた。MLB通算1,000本安打を、センターへの豪快な440フィート本塁打で飾ったのである。
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投手としても、この日は圧巻のパフォーマンスを披露。4回を投げて被安打2、失点1、与四球0、そして今季最多となる8奪三振という内容で、三振はストレート、スライダー、スプリットと持ち球すべてを駆使して奪った。序盤からカージナルス打線を力でねじ伏せ、観客席を沸かせた。
今季の大谷は打撃でも絶好調を維持しており、現時点で打率.274、38本塁打、73打点、OPS.978という数字をマーク。長打力と出塁率を高水準で両立し、チームの主軸として安定感を見せている。投手復帰は段階的ながら、限られた登板機会でも勝負強さを発揮し、二刀流の存在価値を再び証明している。
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球団は長期的な健康維持を最優先に据え、無理な連投は避ける方針をとっている。それでも、ひとたびマウンドや打席に立てば、そのパフォーマンスはリーグ屈指の破壊力を持つ。打っても投げても歴史的節目に到達する。大谷翔平は、その異次元ぶりをこの日も世界に見せつけた。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部