プロボクサーの重岡優大が8月13日に自身のインスタグラム(@yudaishigeoka)を更新した。弟・重岡銀次朗の療養を支えるため、現役引退を発表した。
投稿では、銀次朗が熊本の病院に転院し、リハビリを続けていることを報告。6歳から共に歩んだ格闘家人生を振り返り、兄として「銀次朗に会える場所を作る」という新たな夢を掲げた。
重岡兄弟は国内外で活躍し、軽量級ボクシングを牽引してきた存在。銀次朗は試合中の負傷後、長期の治療とリハビリを続けている。優大は兄弟としての活動を継続しつつ、弟の生活基盤を支える道を選んだ。
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家族のために第一線を退く決断は、華やかな勝利とは異なる重みを持つ。スポットライトを浴びる舞台を離れた後も、真の戦いは続くのかもしれない。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部