ビートボクサー・Fugaが8月14日に自身のインスタグラム(@fugabeatbox)を更新した。BEATCITY JAPAN 2025本戦のMCを務めた舞台裏や、運営スタッフへの感謝を長文でつづった投稿が注目を集めている。

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Fugaは今年、エリア予選から本戦まで全ての大会でMCを担当。「自我も意識もないAIだと思ってほしい」と自身のMCスタイルを表現しつつ、選手名の呼び間違いを避けるための緊張感や、過去の苦い経験を反面教師にして臨んだ経緯を明かした。また、運営スタッフが裏方で見せる情熱や努力を称え、「根本の想いが同じなら何が起こっても巻き返せる」と語った。

BEATCITY JAPANは国内外のトッププレイヤーが集うビートボックスイベントで、世界大会への出場権をかけた舞台でもある。Fugaは世界大会経験者として、国内から世界へ羽ばたくプレイヤーの挑戦を支える立場で進行を担当。イベント終盤には、来場者も配信視聴者も「いい顔をしていた」と振り返った。

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Fugaの言葉からは、MCという役割が単なる進行役ではなく、会場の空気を作り、競技者と観客をつなぐ“橋”であることが伝わる。表舞台だけでなく、見えない裏側への敬意も込められた今回の投稿は、イベント文化の根幹を考えさせるメッセージとなっている。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部
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