男子110mハードルの村竹ラシッド(JAL)が8月29日に自身のインスタグラム(@rashi2ra__)を更新し、ダイヤモンドリーグ・チューリッヒ大会ファイナルの結果を報告。悔しさをにじませつつ、東京世界陸上への決意を語った。
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村竹は「DL FINAL Zurich 14.39 8th」と記し、「久しぶりの最下位入線」「初出場のファイナルは苦い結果」と振り返った。そのうえで「これは勝利への試練、栄光への試練」と前を向き、「国立でお待ちしています」と締めくくった。
村竹はトーゴにルーツを持つハードラーで、今年のアジア選手権を制し、自己ベストは12秒92を誇る。すでに五輪や世界陸上を経験しており、日本陸上界を代表する若きスプリンターの一人だ。
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世界の壁を痛感した一方で、それを糧とする強い覚悟が伝わる。国立競技場で迎えるシーズンラストの舞台で、村竹が試練を乗り越える姿に大きな注目が集まるだろう。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部