ダイヤモンドリーグ・モナコ大会で、男子3000m障害に出場した三浦龍司が、日本新記録を叩き出す驚異の走りを見せた。世界陸上と五輪の二冠を持つ圧倒的王者を追い詰めた最後の1周は、まさに“必見”と呼べるレースだった。

【動画】三浦龍司、世界&五輪チャンピオンに挑む!モナコで示した“次世代の”覚悟

三浦は終盤にかけて鮮烈なスパートを披露。ラスト1周では独走状態となった王者に肉薄し、迫力ある接戦を演じた。その走りは自身の持つ日本記録を更新する衝撃的なパフォーマンスだった。

わずか23歳の三浦にとって、これまでの成績は着実な伸長の証。その背中を追う形で世界のトップに挑んだレースぶりは、次の世界陸上での活躍を強く予感させる。国内はもちろん、日本陸上界の未来を背負う存在として、さらなる成長が期待される。

【動画】若き挑戦者・三浦龍司、世界&五輪王者に迫る驚愕ラスト1周

三浦龍司のモナコでの走りは、ただの好レースではない。世界の頂点に立つ競技者への挑戦であり、「日本の若き才能がここまで来た」ことを証明する瞬間でもあった。今後、国際舞台で名前を聞く機会が格段に増えるだろう。次は世界陸上の決戦の場で、再びその躍動を見せてほしい。

文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部

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