金栗記念2025 男子3000m障害に出場した4選手のインタビューを一挙公開。
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5位に入賞した永原颯磨は、「昨年はレース後半で苦しい展開を経験することが多く、今年は残り1000mからの持久力とラストスパートの強化が課題」と語り、今後の躍進を語った。また大学の先輩であり、日本記録保持者の三浦龍司について「世界と戦う人と身近で練習し、着実に近づけている。自分自身も刺激をもらえる環境で練習できることがありがたいこと。」と語った。
8分29秒35の記録で4位に入賞した青木涼真は「序盤のリズムは悪くなかったが、後半で崩れた。悔しいが、世界陸上につながる課題を確認できた。」と語った。また自身の体調・調整のことにも触れており、「前日練習で転倒があり、右脇腹を痛めたが、それでもこの走りができたことは収穫だった。」と世界陸上に向け、課題を明確にした。
見事3位に輝いた砂田晟弥は、「デビュー戦にしてはよくやれた。(SUBARUのユニフォームを着て)みっともない走りはできない。」と笑顔でレースを振り返った。半年で激変した環境についても「まだ慣れていないが、先輩たちが優しくしてくれる。会社とチームメイトのために世界陸上で恩返しをしたい。」と意気込んだ。
自己ベストを更新し、2位に輝いた佐々木哲は「今大会までいい状態で望めていなかったが、自己ベストを更新できたことが嬉しい。1位になれなかったことは悔しいが、自信につながるレースになった。」と語った。高校から大学に上がったばかりながら、好記録を出せたことに、「歴史あるユニフォームを着ることができ、自身が届く位置が見えた。」と語っている。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部