東京2025世界陸上で、男女混合の4×400mリレー予選が行われ、日本チームが“日本新記録”を打ち立て、史上初めて決勝進出を果たすという劇的な展開となった。
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スタートから日本チームは堅実なバトンワークを披露。1走の今泉堅貴がまず落ち着いた走りで場を落ち着かせると、2走の井戸アビゲイル風果が集団中盤からポジションを上げる展開。3走・吉津拓歩はペースを保って繋ぎ、最後のアンカー・松本奈菜子にバトンが渡る。松本は直線でジャマイカをかわし、5着でゴール。タイムは3分12秒08となり、日本記録を大きく更新する記録となった。
予選としては組5着で、一度は決勝進出を逃したかに見えた。しかし他組での上位チームに失格が出たことで、繰り上げでの決勝進出が決定。日本にとっては「史上初」の男女混合4×400mリレー決勝進出となった。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部