大会初日、最初の種目として男女の35km競歩が行われ、国立競技場をスタートとフィニッシュに、神宮外苑を16周での戦いとなった。
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レースは日本記録保持者の川野将虎と勝木隼人が先頭集団で進んだ。勝木選手は27キロ付近で遅れ始めたが、粘り強いレースを展開。最後まで崩れることなく歩き抜き、2時間29分16秒でフィニッシュし、歓喜の銅メダルを手にした。
川野将虎は27キロ過ぎに脇腹を押さえて立ち止まる場面があり、再び歩き出すも終盤に順位を落として18位に後退。丸尾知司は26位に終わった。レースはカナダのエバン・ダンフィーが金メダル、ブラジルのカイオ・ボンフィムが銀メダルを獲得した。
陸上世界選手権の男子競歩で、勝木隼人が堂々の3位に入り、銅メダルを獲得した。これは世界選手権で自身初のメダルであり、今大会で日本勢としても初めての表彰台となる快挙である。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部