
2025年9⽉15⽇(⽉)、江東区⻘海に誕⽣した「TOYOTA ARENA TOKYO」で開業記念式典が⾏われた。
臨海副都⼼に新たなシンボルを築いたトヨタは、スポーツと街をつなぐ新拠点としてアリーナを披露。
式典にはアルバルク東京のザック・バランスキー選⼿、パラリンピアンの財満いずみ選⼿、D.LEAGUEのTAKUMI選⼿をはじめ、トヨタ⾃動⾞株式会社の豊⽥章男会⻑、⼩池百合⼦都知事らが登壇し、会場を盛り上げた。
式典はオープニング映像と照明演出で華やかに幕を開け、会場は大きな拍手に包まれた。
トヨタアルバルク東京株式会社の林邦彦社⻑は「コンセプトは『可能性にかけていこう』」と述べ、スポーツに関わる⼈々の憧れと挑戦の舞台となり、機会に恵まれない若者の挑戦のきっかけを⽣み出す場所にしたいと語った。
さらに「モビリティの可能性を活かし、東京都や周辺事業者と協⼒しながら街の活性化にも貢献していきたい」と今後の展望を⽰した。

その後、森⽥アナウンサーの「トヨタアリーナスタート!」の掛け声とともにテープカットが⾏われ、会場は⼤きな拍⼿に包まれた。
続いてサプライズ演出として、財満いずみ選⼿からアルバルク東京のザック・バランスキー選⼿へボールが渡り、記念すべきアリーナ初シュートに挑戦。惜しくも外れたが、バランスキー選⼿は「⼊る姿は開幕してからで…」と笑顔でコメントし、会場は温かい笑いに包まれた。
さらに豊⽥会⻑も「次は“シュートを外さないザック”を⾒に来て」とユーモアを交えて呼びかけ、場内を盛り上げた。

TOYOTA ARENA TOKYOは2025年10⽉3⽇に正式開業。ここからどんな名勝負や感動の瞬間が⽣まれるのか――。トヨタが仕掛ける新たな舞台に、アスリートとファンの期待はますます⾼まっている。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部