東京2025世界陸上の男子110mハードル予選5組で、日本記録保持者の村竹ラシッドが13秒22をマークし、着順で準決勝進出を果たした。
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レース前、選手紹介の場面で村竹は、ギャグマンガ「ボボボーボ・ボーボボ」のポーズを繰り出した。そのユーモラスな仕草が大型スクリーンに映し出されると、観客席からは大歓声が湧き上がり、会場は一気に熱気を帯びた。
スタートでは鋭い加速を見せ、リズムの良いハードリングで後半もスピードを落とさず、安定感のある走りを披露。13秒22でフィニッシュラインを駆け抜けると、スタンドからは再び大きな拍手が送られた。
日本最強のハードラーが順当に勝ち上がったことで、決勝進出、さらにはメダル獲得への期待は一層高まったといえる。
文:SPORTS BULL(スポーツブル)編集部